自宅療養・ベッド

アメリカで、末期がんの男性を殺害した女が逮捕された。『The Messenger News』『Tampa Bay Times』などが報じている。

 

末期がんの男性死亡

2023年12月20日、フロリダ州警察が「男性が亡くなっている」と看護師から通報を受けた。警察はすぐに駆けつけ、ベッドで寝ている男性を発見するも、死亡が確認された。

亡くなった男性は大腸がんを患い、自宅で療養していた。以前は病院に入院していたようだが、ここ最近で末期がん状態に。緩和ケアにシフトしたため、自宅に戻って療養を続けていた。

 

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通報したのは看護師

男性はケアが必要な状態で、定期的看護師などの医療関係者が男性宅を訪問。この日も、看護師が男性宅に来たところだった。

当時男性宅には、看護師のほか男性のパートナーの女(69)がいた。男性と女の関係は15年以上になり、同棲もしていたという。

女はカウチで寝ていて、男性の容態に気付かなったと主張。気付いたのは看護師で、男性のお世話をしようとしたところで、警察に通報するに至ったそうだ。

 

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女の友人が警察にタレコミ

捜査員によると、男性に外傷はなく不自然な点もないことから、寝たまま死亡した「自然死」と結論付けられた。ところが翌日、ある女性から警察にタレコミが入り、事態は一変した。

警察に連絡したのは女の30年来の友人と名乗る人物で、「女が男性を殺害した」というのだ。男性が自宅に戻って来てからというもの、女は男性の介護に嫌悪感を示して、友人によく愚痴をこぼしていたそうだ。

 

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排泄のお世話に嫌悪感

女はある時、「大便をもらしたけど触りたくない。明日看護師が来るし、そのままにする」などと友人に話すこともあった。

また女は、事件当日にも友人に連絡を入れて、「彼に呼ばれてベッドサイドに行ったら、『痛い』とわめいてた。彼の顔に枕を押し当てたら動かなくなった。(彼がいなくなって)せいせいした」などと、男性殺害を報告していた。

 

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殺人容疑で女が逮捕

友人からのタレコミを受けて、捜査員が女の自宅へ行き再び話を聞くと、あっさり容疑を認めて自供。女は第一級殺人容疑で逮捕された。

捜査員によると、女は取り調べで「痛みを緩和するために、モルヒネを彼に大量投与した」「苦しみから解放するためにやった」などと、自身の行動を正当化しているという。

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