ムロツヨシが主演する映画『身代わり忠臣蔵』のナレーションを、森七菜が担当することが決定。ナレーション収録時のメイキング映像とコメントが到着した。

【動画】森七菜が“世紀の身代わりミッション”をナレーション 収録メイキング&コメント映像

 本作は、「忠臣蔵」をベースに“身代わり”という斬新なアイデアを加えた土橋章宏の同名小説を映画化。大石内蔵助率いる忠義の赤穂浪士たちが、亡き殿・浅野内匠頭の敵である吉良上野介への討ち入りを成し遂げ、見事な最後を迎える国民的時代劇「忠臣蔵」が、新たな登場人物とともに令和の時代によみがえる。原作者の土橋を脚本に迎え、河合勇人が監督、時代劇映画を脈々と生み出し続けてきた東映京都撮影所が製作した。

 主人公・吉良孝証とその兄・吉良上野介を演じるのはムロツヨシ。2役初挑戦となるムロは、性格が真逆の兄弟を巧みに演じ分け、時に皆が怖がる存在として威圧的に、もう一方では明るく熱く演じる。また、プライベートでもムロツヨシと親交が深く、映画としては20年ぶりの共演となる永山瑛太が相手役・大石内蔵助として参戦。「忠臣蔵」の要でありムロと敵対する役どころを演じる。

 このたび、本作のナレーションを森七菜が務めることが決定した。俳優として話題作への出演が絶えないなか、声の仕事では新海誠監督『天気の子』のヒロイン・天野陽菜役で注目されたことをはじめ、ドラマ『おじさんはカワイイものがお好き。』やドキュメンタリー映画『MARINES DOCUMENTARY 2023 今日をチャンスに変える。』でナレーションを務めている。

 解禁されたナレーション収録時のメイキング映像では、細かくセリフの変更点を確認しながら、真剣な表情でマイクに向かう森。時代劇ならではの難しいフレーズもなめらかに読み上げ、OKが出ると柔らかい笑顔を見せた。

 森は「身代わり忠臣蔵のナレーションを務めさせていただくことになりました。森七菜です。今回ナレーションを務めさせていただくことになり、豪華なキャスト、スタッフの皆さんに仲間入りできてとても嬉しく思います。本編の面白さに、確認のモニターを前にしてにやにや、そしてドキドキしながら声を入れさせていただきました。世紀の身代わりミッションは無事遂行されるのか、皆さんもぜひ江戸の一員となって楽しんでください!」とコメントしている。

 さらに、本作のムビチケカード、ムビチケ前売券(オンライン)が、1月12日より発売されることが決定した。

 映画『身代わり忠臣蔵』は、2月9日より全国公開。

映画『身代わり忠臣蔵』のナレーションを務める森七菜 (C)2024「身代わり忠臣蔵」製作委員会