アーセナルに所属するガーナ代表DFトーマス・パルティが、今月中に戦線復帰を果たす可能性が浮上しているようだ。10日、イギリス紙『ミラー』が伝えている。

 20年ぶりのプレミアリーグ制覇を目指すアーセナルは、最初の18試合で勝ち点「40」を獲得し、2年連続の首位でクリスマスを迎えた。しかし、直後に行われた第19節ウェストハム戦で0-2の完封負けを喫すると、続く第20節でもフルアムに逆転を許しまさかの連敗。FAカップを含めると現在は公式戦3連敗中と調子を落としている。

 シーズン後半戦に入りやや失速気味のアーセナルだが、頼れる中盤の戦力トーマスが1月中に実戦復帰を果たす可能性が浮上しているようだ。在籍4年目の30歳はマンチェスター・シティとのFAコミュニティ・シールド含めシーズン最初の4試合でスタメン起用されたものの、そけい部の問題により戦線を離脱。昨年10月に行われたプレミアリーグ第8節マンチェスター・シティ戦(1-0○)で復帰を果たしたが、その後はハムストリングの負傷により欠場が続いている。

 今回の報道によると、アフリカネーションズカップに臨むガーナ代表への招集も見送られた同選手は、早期の戦列復帰に向けてリハビリを強化しているとのこと。状態の詳細は明らかになっていないが、早ければ現地時間1月30日に行われるプレミアリーグ第22節ノッティンガム・フォレスト戦で実戦復帰を果たす可能性があるという。

 プレミアリーグが再開となる現地時間20日までの期間は、温暖な気候のドバイでトレーニングキャンプを実施することとなっているアーセナル。トーマスは長期離脱中のオランダ代表DFユリエン・ティンバーらと共にこのキャンプに参加することが報じられている。

現在は戦線離脱中のトーマス [写真]=Getty Images