ガンバ大阪は11日、セレッソ大阪からDF松田陸およびMF鈴木徳真を完全移籍で獲得したことを発表した。

 1991年7月24日生まれで現在32歳の松田は右サイドバック(SB)を主戦場とするプレーヤーびわこ成蹊スポーツ大学を経てFC東京でプロキャリアをスタートさせると、2016年1月にC大阪へ完全移籍で加入。同クラブでは最終ラインの主軸として公式戦通算298試合出場7ゴール25アシストという成績を残した。2023シーズン途中にはヴァンフォーレ甲府レンタル移籍。明治安田生命J2リーグでは12試合に出場した。

 1997年3月12日生まれで現在26歳の鈴木はボランチを主戦場とするプレーヤー。前橋育英高校や筑波大学を経て、2019年に徳島ヴォルティスでプロキャリアをスタートさせた。同クラブで主力に定着すると、2022シーズン開幕前にC大阪へ完全移籍で加入。在籍2年目の2023シーズンは明治安田生命J1リーグで19試合、YBCルヴァンカップ天皇杯でそれぞれ2試合に出場した。

 松田と鈴木の両選手は、新天地となったG大阪のクラブ公式サイトでそれぞれ次のように意気込みを示している。

◼︎松田陸
「この度、セレッソ大阪からガンバ大阪へ移籍する事になりました松田陸です。この移籍は僕自身、強い覚悟を持って来ました。今まで培ってきた経験を活かし、少しでも多くチームに貢献できるように戦います! 共にタイトルを目指しましょう! 応援宜しくお願いします」

◼︎鈴木徳真
ガンバ大阪のファン、サポーターのみなさん。はじめまして、鈴木徳真です。必ずこのチームの力になり、多くの勝利をもたらせるよう全力で闘います。タイトルを取りにいきましょう! 熱い応援よろしくお願いします!」

 また、退団するC大阪に向けては次のように感謝の思いを綴った。
 
◼︎松田陸
セレッソ大阪のファン、サポーターの皆様、約8年間という長い間、熱い声援をありがとうございました。セレッソ大阪でのJ1昇格やルヴァンカップ優勝、天皇杯優勝という2つのタイトルを獲れた事は貴重な経験で、僕の宝物となりました。皆様に心から感謝しています。これからもセレッソ大阪の活躍を応援しています」

◼︎鈴木徳真
「この度、セレッソ大阪を去ることを決断しました。2年間、心身ともに僕を成長させてくれたクラブ、スタッフ、仲間への感謝は決して忘れません。そして、僕を応援しどんな時も背中を押し続けてくれたファン、サポーターのみなさん、本当にありがとうございました。またピッチで会いましょう!!」

G大阪への加入が発表された(左)松田陸と(右)鈴木徳真 [写真]=兼子愼一郎