2024年1月3日公開(集計期間:2023年12月25日12月31日)のBillboard JAPANアニメチャート“JAPAN Hot Animation”で、TVアニメ『【推しの子】』オープニング主題歌のYOASOBI「アイドル」が1位を獲得した。

 当週では、前週に続き動画再生&カラオケでの1位をキープしたほか、ストリーミングでも1位を獲得。TVアニメ『呪術廻戦』「渋谷事変」オープニング・テーマのKing Gnu「SPECIALZ」から5週ぶりにストリーミング首位を奪取した。さらに、ダウンロード4位をキープしたうえ、ラジオが6位→2位と浮上し、前週より大きく総獲得ポイントを伸ばす形で通算34度目のアニメ首位に輝いた。

 なお、集計期間中の12月30日には、「アイドル」が「作曲賞」および「特別国際音楽賞」を獲得した【第65回輝く!日本レコード大賞】のテレビ放送も行われており、番組内では香港のフェスで同曲を披露した映像が放映。また翌日の大晦日には、「アイドル」を日本のテレビ初歌唱した『第74回NHK紅白歌合戦』も放送され、これらの番組の影響もさっそく表れていることが予想される。

 続く2位は、今回が初登場の星野源「光の跡」に。同曲は『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』エンディング主題歌であることが映画公開日にサプライズ発表されたことも記憶に新しい、星野源の最新曲。12月27日には配信とあわせ、自身約2年半ぶりのCDシングルとしてもリリースされており、CDセールス指標で堂々の1位を獲得した。加えてラジオも1位、ダウンロードは3位と好調であったが、ストリーミング(20位)と動画再生(圏外)があと一歩という成績で、アニメチャートは2位デビューとなった。

◎【JAPAN Hot Animation】トップ10
1位「アイドル」YOASOBI
2位「光の跡」星野源
3位「SPECIALZ」King Gnu
4位「勇者」YOASOBI
5位「花になって」緑黄色社会
6位「SOULSOUPOfficial髭男dism
7位「青のすみか」キタニタツヤ
8位「最高到達点」SEKAI NO OWARI
9位「第ゼロ感」10-FEET
10位「more than words」羊文学

【ビルボード】2023年最終週もYOASOBI「アイドル」がアニメ首位、星野源「光の跡」は2位デビュー