荒れやすい日本海で洋上基地に。

海上基地(シーベーシング)となった「おおすみ」

海上自衛隊は2024年1月9日(火)、輸送艦おおすみ」が能登半島付近の洋上で、物資輸送などに従事していると発表。公式Xで海上基地(シーベーシング)となった「おおすみ」の様子を公開しました。

おおすみ」は、1月1日(月)に発生した能登半島地震の後、2日15時に呉基地(広島県呉市)を出港。舞鶴に入港し、重機などを搭載しました。その後、能登半島沖に展開し、艦内に搭載しているエアクッション艇「LCAC(エルキャック)」やヘリコプターにより、被災地域に物資などを輸送しています。

海上自衛隊が公開した動画を見ると、「おおすみ」の飛行甲板にCH-47ヘリコプターが発着し、船体後部にあるエレベーターを昇降させて物資を運んでいる様子が確認できます。

海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」(画像:写真AC)。