愛媛FCは11日、2024シーズンのユニフォームデザインを発表した。

石丸清隆監督体制2年目となった2023シーズン、見事J3優勝を果たし3シーズンぶりのJ2昇格を決めた愛媛。2024シーズンも石丸監督の続投が決まっている。

そのシーズンを戦う新ユニフォームのデザインコンセプトは、クラブビジョンでもある「愛媛から紡ぐ」。複数のオレンジが織り出されたデザインにより、クラブ・ファン、サポーター・企業・ホームタウンといったファミリーの想いが結集して戦うクラブの歩みを表現しているという。

1stユニフォームは、チームカラーであるオレンジがベースに。上部へ行くほど色味が濃く深くなるグラデーションは、J3リーグ優勝を果たし今季はJ2でさらなる高みを目指す「上昇」の意志が込められている。また、シャツの背面には今シーズンも引き続き愛媛県形のシェイプが入っている。

今年で19年目を迎えるJリーグでのクラブの戦いをこれまで支え続けてくれた愛媛県全県民の皆様への感謝の想い、そしてホームタウンである愛媛県全域20市町の方々の希望と期待を背負い戦う情熱を表したという。

2ndユニフォームについては、同様のコンセプトながら異なるデザインを採用。愛媛県の花であるみかんの花と同じホワイトをベースとしつつ、勝利のゴールドを流線形で紡ぐかのように表現。裾や襟にもゴールドがあしらわれている。

GKユニフォームについては、1stと2ndどちらもフィールドプレイヤーと共通のデザインになっており、1stは瀬戸内海をイメージしたネイビーを、2ndは蛍光イエローをそれぞれ採用している。

なお、サプライヤーは2023シーズンに続き「ジョガボーラ」。鎖骨スポンサーには愛媛県出身の漫画家で大人気サッカー漫画『アオアシ』の作者である小林有吾さんの「小林有吾STUDIO・1846」が入っており、主人公である青井葦人がともに戦う。

愛媛の新ユニフォームデザインには、ファンも「セカンドユニだいぶ特徴的やな」、「何回みてもかっこええわ!」、「2ndユニがだいぶ個性的」、「グラデーションになってるユニ、大好物なんですけど」、「ユニかっけ」などとコメント。流線形のデザインが特徴的な2ndユニフォームに多く注目が集まっている。