「より快適な毎日を、より多くの方々に」をビジョンとするスウェーデン発祥のホームファニッシングカンパニー イケアの日本法人イケアジャパン株式会社(本社:千葉県船橋市、代表取締役社長 兼 Chief Sustainability Officer:ペトラ・ファーレ)は、日本国内で最も環境負荷の低い店舗運営を目指すイケアストア「IKEA前橋」を2024年1月18日(木)に開業します。

代表取締役社長 兼 Chief Sustainability Officer ペトラ・ファーレは、次のようにコメントしています。「北関東に初めてイケアストアを開業できることを大変嬉しく思います。IKEA前橋は、『Life at Home(家での暮らし)』のパートナーとして、北関東、また長野県新潟県など周辺地域の皆さんに寄り添い、快適でサステナブルな毎日の暮らしを実現できる商品やアイデアをお手ごろ価格でお届けします。地域の皆さんに愛される身近な存在となり、地域に根差した店舗運営をしていきます。IKEA前橋で皆さんにお会いできることを楽しみにしています。」

IKEA前橋では、既存店同様「デモクラティックデザイン」と呼ばれる5つの要素(優れたデザイン、機能性、品質、サステナビリティ、低価格)を考慮して開発されたホームファニッシング製品(家具、雑貨)を約9,500点取り揃えており、当日お持ち帰りが可能です。また開業時には約150点のフード商品を販売します。

IKEA前橋 店舗概要

IKEA前橋の特徴

1. 環境負荷が最も低い店舗運営を目指すイケアストア

イケアは、地球の気温上昇を産業革命前と比べ1.5%以内に抑えるというパリ協定に賛同し、ビジネスを成長させながら、イケアのすべてのバリューチェーンからの温室効果ガスの絶対排出量を2030年までに2016年と比較して50%削減し、遅くとも2050年までにネットゼロを達成することを目標としています。

その一環として、IKEA前橋は「日本国内で環境負荷が最も低い店舗運営を目指すイケアストア」として、開業します。そのため、これまでイケアジャパンが行ってきたさまざまなサステナブルな取り組みを開業時からIKEA前橋に集約し、店舗運営を通して環境と社会にポジティブな影響を与えたいと考えています。またIKEA前橋は、日本国内の店舗で初となるLEED認証(BD+C)の取得を目指します。この認証システムを通して、店舗の設計、建設、運用計画などにおいて、透明性の高いサステナブルな店舗開発を行いました。

脱炭素・フットプリントのさらなる削減

イケアジャパンでは、店舗運営に使用するエネルギー・水・ゴミの徹底した管理を通して、店舗運営から排出されるフットプリントを2023年度までに95%削減(2016年度対比)しました。IKEA前橋では、さらに取り組みを推進することで日本国内のイケア店舗において最もフットプリントが低い店舗運営を目指します。以下の各項目の詳細は、参考資料をご覧ください。

  • 再エネへのアクセスと、エネルギー使用量の削減

  • 節水 - 水の総使用量の削減、リサイクルウォーター(雨水)の活用

  • ゴミの削減とリサイクルへの取り組み

  • 環境によい来店の促進

お客さまとともに取り組む循環型ビジネス

IKEA前橋では、既存店同様、循環型ビジネスを促進する取り組みを推進します。以下の各項目の詳細は、参考資料をご覧ください。

  • 家具買取りサービス・スペアパーツ

  • サーキュラーマーケット

2. 地域に根ざしたストア

IKEA前橋は、北関東、また長野県新潟県など周辺地域の皆さんにとってより身近な存在となり、皆さんのニーズに合ったお買い物体験をお届けします。ストアにてお買い物をお楽しみいただけるとともに、北関東エリアの物流拠点として、オンラインでお買い物されるお客さまのニーズにも寄り添いながら重要なフルフィルメントとしての役割も担い、オムニチャネル化を加速します。

地域の家での暮らしを反映した41のルームセット

イケア店舗には、さまざまなスタイルでコーディネートされた家での暮らしを体感いただけるルームセットがあります。商品を実際に試していただけるだけではなく、家での暮らしを快適にサステナブルにするソリューションやアイデアもご紹介しています。またすべてのルームセットには、年齢、ジェンダー、家族構成、居住地、職業、年収、暮らしのスタイル、趣味などのペルソナを設定しています。イケアは、より多くの方々に、より快適な暮らしを提案するため、ペルソナの多様化に取り組んでいます。

IKEA前橋では、地域の皆さんの暮らしを把握するために、オンラインでのホームビジットとアンケート調査を行いました。その調査から、地域の暮らしを反映したソリューションやアイデアを41のルームセットでご紹介しています。IKEA前橋が実施した調査によると、群馬県は持ち家率が高く、面積も広い家が多く、より家での暮らしを自由にカスタマイズされており、壁をフレキシブルに活用したり、家でガーデニングアウトドアを楽しんだりしている方が多いことが分かりました。そのためIKEA前橋では、壁を活用したソリューションや庭やバルコニーでの楽しみ方を数多く紹介しています。また収納に悩んでいる方も多いことがわかり、収納のソリューションもあらゆる場所で展示しています。

国内ストアで初めての「Bistro window(ビストロ ウインドウ)」

日本のイケアで初めて、イケアフード商品を店舗の外からお買い求めいただける「Bistro window(ビストロ ウインドウ)」がIKEA前橋で誕生します。Bistro windowでは、イケアで大人気のプラントベースソフトクリームやホットドッグシナモンロール、プラントベースベビーカステラなどを気軽に立ち寄ってお持ち帰りいただけます。営業時間は、10時~17時となります。

IKEA前橋の限定フード商品

イケアでは、人と地球にポジティブな影響をもたらす、よりサステナブルなフードの選択肢とライフスタイルのきっかけを提供したいと考えています。その一環として、IKEA前橋では、プラントベース(植物由来)の素材でできたベビーカステラを販売します。プラントベースベビーカステラは、IKEA前橋限定商品で、スウェーデンビストロ、Bistro window(ビストロ ウインドウ)で販売します。

IKEA前橋限定のノベルティ

IKEA前橋の開業を記念して、群馬県の山並みがデザインされたIKEA前橋限定のノベルティを数量限定でご用意します。ノベルティについての詳細は、ウェブサイトをご覧ください。

URL:https://www.ikea.com/jp/ja/stores/maebashi/

IKEA Family 募金

イケアジャパンでは、2015年以来「Life at Home(家での暮らし)」のパートナーとしての知見を活かし、地域の人々の暮らしを豊かにする支援活動に取り組んできました。IKEA前橋で積み立てられた資金は翌年の地域活動資金となり、ストア周辺地域の人々が安心して暮らせる家づくりの支援を、IKEA前橋のコワーカーが地域のニーズに寄り添いながら行っていく予定です。

参考資料:環境負荷が最も低い店舗運営を目指すイケアストア

脱炭素 ・フットプリントのさらなる削減

イケアジャパンでは、店舗運営に使用するエネルギー・水・ゴミの徹底した管理を通して、店舗運営から排出されるフットプリントを2023年度までに95%削減(2016年度対比)しました。IKEA前橋では、さらに取り組みを推進することで日本国内のイケア店舗において最もフットプリントが低い店舗運営を目指します。

  • 再エネへのアクセスと、エネルギー使用量の削減

イケアジャパンは、2018年以来100%再生可能電力で店舗を運営しています。 IKEA前橋も、他のイケア店舗同様、100%再生可能電力で運営を行います。開業時には1387枚の1000KWソーラー パネル導入による自家発電および消費を行います。今後ソーラーパネルを追加で864枚設置し、2024年末までに600KWの蓄電池を設置することで、国内の店舗では最も高いエネルギー自給率36%になる予定です。不足分についても、電力小売市場より再生可能電力を購入し、100%再エネ電力でお客さまをお迎えします。そして、IKEA前橋では開業時より電化設備を導入することで、非常用の発電機をのぞき、100%再生可能エネルギーでの運営を行います。

またイケアジャパンでは、LED電球への切り替え、エネルギー管理システムの導入、徹底した省エネの取り組みを通して、店舗運営に使用するエネルギーの使用量(m2あたり)を、2022年度までに40%削減(2010年度対比)しました。 IKEA前橋においても既存ストアで実証された設備を開業時より導入することで、徹底した省エネに取り組みます。

IKEA前橋では、店舗運営に置いて水を最も使用するお客さま向けトイレに最新の節水型トイレ(大4.8L/回、小3.8L/回、雨水を利用)と無水小便器を導入します。また、植栽でも雨水を利用、レストランでお食事を提供するためのキッチンエリアにも節水型水栓を導入することで、店舗運営における水の使用を最小限に抑えます。

イケアでは2030年までに事業から排出されるゴミを100%リサイクルするという野心的な目標を掲げています。これには熱回収(サーマルリサイクル)を含みません。イケアジャパンでは、徹底した製品寿命の延長、ゴミの削減、ゴミの分別を通して、循環型ビジネスへのシフトを意識しています。食品廃棄物については、ゴミの見える化を可能にするAIツールを全ストアで導入し、イケアジャパン全体で2023年度に59.48%削減(2017年度対比)を達成しました。

IKEA前橋においても、既存ストアに導入済みのAIツールを導入し、スウェーデンレストラン・ビストロから排出される食品廃棄物の徹底した最小化に努めるとともに、店舗から排出されるゴミのうち、19品目を資源ゴミとして分別し、新しい資源として再生します。また、店舗から排出されるゴミの内、最も多い段ボールゴミについては、今夏に専用の圧縮機を導入し、資源ゴミとして回収される際の運搬の回数を最小限にとどめることで、環境負荷を低減します。

  • 環境によい来店の促進

お客さまに環境負荷の少ない方法で来店いただくのも、大型店舗のイケアストアにとっては課題です。IKEA前橋では、イケアジャパンで初めて、環境に配慮したエコカーで来店いただいたお客さまに優先的にご利用いただける優先駐車場を、店舗入り口付近に20台分設けます。また、その隣には再生可能電力で充電することができるEV充電器を8台、EV充電サービスを全国で展開するビジネスパートナーに導入いただく予定です。

また公共交通機関の利用を促進します。昨年12月からは、IKEA前橋の最寄りバス停を通る市営バスの路線で、イケアロゴがラッピングされた車両も走行しています。

お客さまとともに取り組む循環型ビジネス

IKEA前橋では、既存店同様、循環型ビジネスを促進する取り組みを推進します。

  • 家具買取りサービス・スペアパーツ

イケアジャパンでは2017年度より、不要になったイケア家具をお客さまより買い取り、メンテナンスを施したうえでサーキュラーマーケットで販売しております。これまでに45,000点以上の家具を買取り、そのうち97%を再販し、家具の寿命をのばしております。またお客さまに商品を長く使っていただくため、無料でスペアパーツを提供しています。これらにより循環した方法で商品をケアし、次の世代に受け継いでいくことを目的としています。IKEA前橋でも家具買取りサービス、スペアパーツを提供します。

サーキュラーマーケットでは、展示品やお客さまより買取りしたイケア家具などをお得にご購入いただけます。またコワーカーによる家具の組み立てが見学できるコーナーや、商品のメンテナンス方法などについてのワークショップを開催する予定です。

イケアジャパンhttp://ikea.jp/

イケアジャパン ニュースルームhttps://www.ikea.com/jp/ja/newsroom/

配信元企業:イケアジャパン株式会社

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