2023年12月11日に、大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立情報学研究所(NII)が主催する「IDRユーザフォーラム 2023(※1)」に、当社未来共創Labが参加いたしました。

また、2023年12月26日よりIDRを介して提供している「JASTメディカルデータセット」を拡充しましたので、こちらも併せてお知らせいたします。

■IDRユーザフォーラム 2023

当社は本フォーラムに協賛企業として参加してから今年で2年目となります。IDRを介した学術界へのデータ提供企業として登壇し、過去の事例や12月より追加提供予定のデータについて説明いたしました。

また、東京工業大学工学院様より、JASTメディカルデータセットを活用した「デジタル化が医療に与える影響の分析(※2)」の研究が発表され、見事、奨励賞を受賞されました。

■「JASTメディカルデータセット」の提供データの拡充について

2023年12月26日より追加データとしてJASTメディカルデータセットの提供パターンを拡充しております。

従来の提供データに比べ集計軸を減らすことで、マスク化対象となる少数項目を減らし、より活用しやすいデータとして提供しておりますので、是非、活用をご検討ください。

■IDRとの関係性について

未来共創Labでは保有している約880万人ものメディカルビッグデータをアカデミアとの共同研究に提供しており、その一環としてIDRを介した提供も実施しております。

今回のイベントでは、自社ブース展示および未来共創Labメンバーによるデータ提供者セッション登壇を通し、IDRにて提供中のデータ詳細や活用例を紹介いたしました。

■未来共創Labについて

当社未来共創Labは医療ビッグデータ事業として、医療現場や各種保険者様が抱える課題の解決へ向けて、メディカルビッグデータ(レセプトデータ(※3)、健康診断データ等)を利用した医療DXを推進しております。当社データの価値を高め、お客様の課題を解決するための可能性を広げるべく、今後も共創活動を推進してまいります。

また未来共創Labでは、SDGs(Sustainable Development Goals)目標3「すべての人に健康と福祉を」、目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」へ向けて、メディカルビッグデータを利活用した健康増進を目的とし、産学連携での商材開発・共同研究を実施しております。

※1:IDRユーザフォーラム2023

https://www.nii.ac.jp/dsc/idr/userforum/2023.html

※2:「デジタル化が医療に与える影響の分析」東京工業大学工学院様

ポスター資料:https://www.nii.ac.jp/dsc/idr/userforum/startup/IDR-UF2023_S13.pdf

※3:レセプトデータについて

レセプトとは、患者が受けた保険診療について、医療機関が保険者(市町村や健康保険組合)に請求する医療報酬の明細書のことです。医科・歯科の場合には診療報酬明細書、保険薬局における調剤の場合には調剤報酬明細書、訪問看護の場合には訪問看護診療費明細書とも言います。1患者、1か月、1医療機関あたりで1件のレセプトにまとめられており、患者が医療機関を受診した原因となる疾病情報や、医療費を支払っている情報等を保持しています。当社ではこれらの各種情報をデータベース化して保持しています。

【本件に関するお問い合わせ】

 日本システム技術株式会社 未来共創Lab

 お問い合わせ:https://www.jastlab.jast.jp/contact/

 未来共創Labサイト:https://www.jastlab.jast.jp/

 ▼日本システム技術株式会社 企業情報
  https://www.jast.jp/

以上

配信元企業:日本システム技術株式会社

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