『シンカリオン』シリーズ最新作となるテレビアニメ『シンカリオン チェンジ ザ ワールド』より、ティザーPVとメインキャラクター・ロボが一挙解禁された。

【動画】シンカリオン3体が機動! アニメ『シンカリオン チェンジ ザ ワールド』ティザーPV

 『シンカリオン』は、ジェイアール東日本企画、小学館集英社プロダクションタカラトミーの3社が原案となるプロジェクト。これまでにテレビアニメ『新幹線変形ロボ シンカリオン』(2018年)、『新幹線変形ロボ シンカリオンZ』(2021年)が放送され、2019年12月には劇場版『新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA‐X』が公開された。

 実在の新幹線が変形してロボットになる設定を活かし、日本全国でのバトルやドラマを描きながら、『エヴァンゲリオン』シリーズとのコラボストーリーを展開するなど、子どもから大人まで魅了するビッグコンテンツへと成長した『シンカリオン』。今作では、テレビアニメ『絆のアリル』『プラチナエンド』のシグナル・エムディと、『攻殻機動隊』シリーズや『PSYCHO‐PASS サイコパス』シリーズのProduction I. Gがアニメーション制作、SMDEがCGアニメーション制作を手がける。

 かつて、突如として現れた正体不明の敵・アンノウン。「超進化鉄道開発機構」通称「ERDA(エルダ)」は、対抗手段として新幹線が変形するロボット「シンカリオン」を開発し、脅威に備えていた。

 「何かを守れる、カッコイイ人に…僕は…」。中学2年生の大成タイセイは、2年前に失踪した姉の手がかりを求めて、進開学園中等部に転入する。その矢先、10年ぶりにアンノウンが出現。偶然にもタイセイがシンカリオン運転士として高い適性値を持つことが判明し、闘う決断を迫られることとなる。

 アンノウンの正体、そして目的は何なのか…。闘いの末に見えてきた真実とは…。少年たちの決意と成長の物語が、今、始まる―。

 今回解禁されたキャラクタービジュアルには、メインキャラクターとなる中学2年生の男子生徒たち、鉄道好きな主人公「大成 タイセイ」、スポーツエリート一家の次男「フォールデン アカネ」、鉄道部所属のムードメーカー「九頭竜 リョータ」の3人と、3人が運転士として操縦する「シンカリオン E5はやぶさトレーラーフォーム」「シンカリオン E6こまちトップリフターフォーム」「シンカリオン E7かがやきドリルフォーム」の3体が描かれている。

 大成 タイセイ(おおなり・たいせい)は、中学2年生の「シンカリオン E5はやぶさ運転士。真面目で心優しいが、人見知りで押しに弱い面も。尊敬する姉の影響で鉄道にはまり、メタバース内に理想の駅や路線などを構築している。

 フォールデン アカネは、中学2年生の「シンカリオン E6こまち運転士フランス人の父と日本人の母を持つ、クールな自信家。アスリート一家に生まれ、陸上選手として将来を嘱望されていたが、怪我をきっかけに現在は陸上から離れている。

 九頭竜 リョータ(くずりゅうりょーた)は、中学2年生の「シンカリオン E7かがやき運転士。おちゃらけた性格だが面倒見が良く、転入してきたタイセイの初めての友達となる。幼い頃シンカリオンに助けられた経験から、シンカリオンに対して憧れを持つ。

 日本各地に現れる正体不明の敵・アンノウンに対抗するため「超進化鉄道開発機構」通称「ERDA(エルダ)」が開発した「シンカリオン」。今回解禁された「シンカリオン E5はやぶさトレーラーフォーム」は、「シンカリオン E5はやぶさ」と「エルダトレーラー」がビークル合体した姿。肩に装着した「トレーラーウィング」は機動性を向上させる機能を持ち、「リクソウセイバー」と「リアカーシールド」を駆使した接近戦が得意。胸部ユニットに装備された「グランクロス」は強力な一撃を放つ。

 「シンカリオン E6こまちトップリフターフォーム」は、「シンカリオン E6こまち」と「エルダトップリフター」がビークル合体した姿。「キンテイガン」を使った射撃攻撃と、脚部の「高機動ローラー」による機敏な動きで相手に近づく隙を与えない。背中に装着した大型キャノン砲「ツイストロックバスター」は圧倒的な火力を誇り、遠くの敵も見逃さない。

 「シンカリオン E7かがやきドリルフォーム」は、「シンカリオン E7かがやき」と「エルダドリル」がビークル合体した姿。胸部の「クッサクバンパー」や脚部の「ドリルレッグアーマー」など、全身に装着した分厚い装甲は近づく敵をものともしない。両腕に装着した「ツインクッサクドリル」の重い一撃は、最前線を突破する要となる。

 ティザーPVでは、タイセイの「よし! いこう!」という掛け声とともに、シンカリオン3体が機動。タイセイは「シンカリオン E5はやぶさトレーラーフォーム」、アカネは「シンカリオン E6こまちトップリフターフォーム」、リョータは「シンカリオン E7かがやきドリルフォーム」にそれぞれ乗り込み、正体不明の敵・アンノウンとの激しいバトルシーンを展開する。

 続いてカットはタイセイの幼少期にフラッシュバック。陸送されていく新幹線E5系を眺め、はしゃぐタイセイと姉の姿が。カットは「シンカリオン」を操縦するタイセイに戻り、「何かを守れる、カッコいい人に…姉ちゃん、ぼくは…!」という覚悟を胸に、アンノウンに立ち向かう。ラストは「チェンジ! シンカリオン!」というタイセイの掛け声とともに、『シンカリオン チェンジ ザ ワールド』の世界が幕を開ける。

 そして、タカラトミーでは、1月下旬から玩具シリーズ「シンカリオンCWチェンジ ザ ワールド)」シリーズを展開。第1弾として「大成 タイセイ」「フォールデン アカネ」「九頭竜 リョータ」が操縦するシンカリオン3機体「E5はやぶさトレーラーフォーム」「E6こまちトップリフターフォーム」「E7かがやきドリルフォーム」を含む9商品を発売する。なお、「タカラトミーモール」では、1月12日0時から予約受付を開始する予定だ。

 テレビアニメ『シンカリオン チェンジ ザ ワールド』に関するその他の情報は、続報にて。

アニメ『シンカリオン チェンジ ザ ワールド』シンカリオン・キャラクタービジュアル&メインキャラクター (C)プロジェクト シンカリオン・JR HECWK/ERDA