ワイルド・スピード SKY MISSION』(15)を手掛けたジェームズ・ワン監督がメガホンをとり、『ワイルド・スピードファイヤーブースト』(23)で最凶ヴィランを演じたジェイソン・モモアが主演を務めた、「ワイスピ」最強コンビによる完全未体験の海中アクション・エンタテインメント『アクアマン/失われた王国』が1月12日(金)に日本公開される。2023年12月に、先駆けて全米ほか世界74か国で公開され、クリスマス興行でにぎわう競合大作を押さえ、全米および全世界において初登場 No.1となる大ヒットスタート。日本でも本作への注目度が高まっている。

【写真を見る】「アトラクションに乗っているような…」海底アトランティスの王は海から飛び上がって陸へ、空へ!

MOVIE WALKER PRESSでは、「#アクアライド体験キャンペーン」と銘打った、期待・感想投稿キャンペーンを実施中。「迫力がすごくて、アトラクションに乗っているような感覚で楽しめる映画でした!」「アクション&映像美は前作超えしています!」「海でも陸地でも目を見張るアクションの連続で参戦しているような没入感」「海がメインの舞台だと思いましたが、陸、海、空、全部の場面が出てきてとってもきれいな映像に心が奪われました」などひと足早く試写会で本作を観たファンから興奮の声が続々と寄せられている。本稿では、そんな率直な感想を集めながら『アクアマン/失われた王国』の見どころを紹介していく。

まずは簡単に前作のおさらいを。主人公アクアマンこと、アーサー(ジェイソン・モモア)は海底の王国アトランティスの王女アトランナ(ニコールキッドマン)と、人間の間に生まれ、陸で人間の子として育てられた。ある日、アトランティスの王位を継ごうとしている異父弟オーム(パトリックウィルソン)が、海底の7つの国を統率するだけでなく地上にも侵攻しようとしていることを知らされる。アーサーは海底の別国の女王メラ(アンバー・ハード)と共に、その阻止に立ち上がり、激闘の末にオームを拘束し、アトランティスの王に就いた。

今回の続編では、アーサーアトランティスの王として君臨する一方で、地上ではメラとの間に誕生したベビーの育児に悪戦苦闘。そんななか、前作で海賊である父を殺されたブラックマンタこと、デヴィッド・ケイン(ヤヒヤ・アブドゥル=マティーンII)がアーサーへの逆恨みから復讐を決意し、世界を滅亡させる力を持つ“ブラック・トライデント”を手にしてアトランティス滅亡を企てる。窮地に追い込まれたアーサーは、幽閉されているオームに協力を求め、この危機に立ち向かう。

■スケールがケタ違いなアクションに圧倒される

観客が目を奪われるのは、まず前作を上回るスケールのアクションだろう。「ド派手で大迫力のハイスピードアクションは息をするのも忘れるほどすさまじい!」「3Dでの試写会だったので、ただでさえものすごい迫力なのに近くで見ているかのような臨場感でした」「IMAXで見た海のアクションは、本当に映像がきれいで、迫力があって、自分が海にいるみたいで、私の耳と目はフル活動だった」「とにかくすごいっ!冒頭からラストまでフルアクション!これでもか、ってくらい暴れまくる!4DXじゃないのにまるで自分も海中に潜り込んだ感覚になる」という声が上がるのも必然的だ。

アクアマンが本領を発揮する場は海中であり、そこで繰り広げられるスペクタクルは圧巻。「海中でのブラックマンタとの戦いは、シードラゴンのストームや、タコのトポなどの多彩なキャラクターが登場して、ジェットコースター並みのアトラクションを展開」との声もあがる。

また、「今作は海中だけでなく陸や空といったスケールにまで広がり、映像や演出が更に大迫力となっており、圧巻でした」「アトラクションに乗っているかのような海、陸、空を駆け巡るド派手アクションをこれでもかと堪能できる2時間」「更に迫力がパワーアップした水中での戦闘シーンに、前作よりもSFチックなアクションシーンがマシマシで楽しかった~」というコメントのとおり、アドベンチャーの舞台は前作から広がりを見せている。また、ディテールも凝っていることから「登場する数々のガジェットの古拙的なデザインにH・G・ウェルズ原作映画や東宝特撮の味わいあり」との、シャープな視点の感想も寄せられた。

ジェイソンン・モモア×ジェームズ・ワン監督の“最強”コンビ

前作に続いて演出を手掛けたヒットメーカー、ジェームズ・ワン監督の手腕にも注目。ホラーの分野で名をなした鬼才ではあるが、『ワイルド・スピード SKY MISSION』(15)などのアクションでの実績も忘れるわけにはいかない。映画ファンからは「ジェームズ・ワン監督×ジェイソン・モモア主演という最強タッグ!見る前からおもしろいが確定しているような(笑)実際に自分が陸海空を駆け抜けているかの様な爽快感も堪らなくよかった」「ジェームズ・ワン監督の手腕が見えるハイスピードアクションが見どころ」との声も。

先のコメントでワン監督と“最強タッグ”と称されたジェイソン・モモア。前作に続いてアクアマンを演じたこの主演スターは、『ワイルド・スピードファイヤーブースト』(23)でクレイジーなヴィランを怪演し、さらに注目度を高めた。そんな彼が再び当たり役に挑むとなれば、期待値も上がるというものだ。「本作品の見どころの一つはジェイソン・モモア本人の個性がかなり強くでていることかもしれません。彼の元々もつユーモアとバックグラウンドが作品をより奥深いものにし、他のどんな映画にもない特別な魅力のある唯一無二の作品となっていると感じます」というコメントをはじめ、モモアには多くの賞賛が寄せられている。

「モモさんのモモさんによるモモさんファンの為のエンタメフルスロットル!」「モモアちゃんのワイルド&キュートも増し増し。可愛い」という思い入れ込みのファンの声もあれば、「父として、夫として、王として、かっこいいだけじゃないリアリティのあるヒーローが、家族のため、皆のために、戦い守るかっこいいヒーローでもある事をモモアちゃんが見事に演じてると思う」「何よりジェイソン・モモアの存在感がすごかった」などの高評価も。多彩な感想の声は、モモアのスター性の表われといえるだろう。

■敵対の兄弟が凸凹コンビに!ファミリーの戦いに胸アツ

最後に、肝心のドラマ面についても触れておこう。「見どころの一つ“家族”のシーンはどこをとっても愛しくて尊くて」「家族の絆や仲間の絆、登場人物のそれぞれの強い信念が描かれているシーンではうるっときちゃいました」というコメントのとおり、物語の魅力は家族愛にある。父になったアーサーの赤子への父性はもちろん、妻メラや親への愛情のエピソードもイイ味を出す。とりわけ、弟オームとの葛藤と絆の描写は時にユーモラスで、時にアツく映える。

海洋から砂漠、ジャングルへと展開する旅は、この兄弟の関係が如実に見えてくるシークエンス。「豪放磊落なアーサーと冷静なオームの凸凹珍道中が愉快で楽しい」「兄弟でのバディは最高だぁ!ちょっとギスギスしながらも仲が良い2人がとても好き」「陸海空どこだろうと筋肉で解決、即ちアーサー&オームのスーパーコンボよ。アトランティスロイヤルファミリー総出かつ全編アトラクばりの映像体験」といった感想も納得。

また「前作では敵対していた弟オームの感情の変化、兄との共闘は見ててすごくエモかったです」「前作を見ておらず知識0だったのにとても楽しめました。クライマックスに近づくにつれて、兄弟関係が修正されて絆が生まれていくストーリーがすごく良かった」という感動の声も寄せられた。

様々な感想コメントを紹介してきたが、これだけでも『アクアマン/失われた王国』が2024年最初の注目作であることがうかがい知れるだろう。「ステータスを『楽しい!』に振り切ったすばらしい作品でした!さぁクライマックスの大海原へ!」というコメントに象徴されるように、本作はまさに極上のエンタテインメント。ぜひ劇場に足を運んで、迫力あふれるアクアライドを体感してほしい。

文/有馬楽

爽快感に感動も?『アクアマン/失われた王国』を観た感想をご紹介/[C]2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. TM & [C] DC