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 猫って苦手…そんな風に思っているお友だちもいるかもしれない。いろいろな理由があると思うけど、中には「どう接していいかわからない」からと、猫を見ると困惑してしまうって人もいるんじゃないかな。

 まさにそんな感じで、「猫が苦手」だった犬がいたんだ。でも今やその犬は保護子猫たちのベビーシッターを買って出て、すっかり猫ラブなわんこに大変身したんだよ。今日はそんな犬、フィービーさんのお話を見てもらおう。

 

Dog Is The Best Nanny To Foster Kittens | The Dodo

 ここはアメリカのテキサス州ヒューストン。ボーダーコリーのフィービーさんは、猫が大の苦手だった。いや、苦手というよりは、猫とどうやって付き合えばいいかわからなかったようなんだ。

 フィービーさんのご主人は、保護子猫たちの里親をする活動をしていた。だから家にはいつも子猫たちがいた。

 猫は苦手だけれど興味はある…。そんなフィービーさんの様子を見て取ったご主人は、十分な時間をかけて、フィービーさんが猫と触れ合えるようになるまで見守ったんだ。

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 一度猫への苦手意識を克服したフィービーさんは、まるで生まれ変わったように、猫好きなわんこに変身した。

 数か月後、2022年がもうすぐ暮れようとしている時。フィービーさんのおうちに新たな保護子猫たちがやって来た。Amazonのダンボール箱の中に捨てられていた、5匹の生まれたばかりの子猫たち。

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 そのうちの2匹、ビスケットとグレービーはひどい寄生虫感染症にかかっていて、10日ほどの隔離が必要だった。

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 ふたりと遊ぶのが待ちきれないフィービーさん。どうしたわけか、彼女はこの子猫たちに心を奪われてしまったようなんだよ。隔離が解けたふたりの傍には、いつも優しく見守るフィービーさんの姿があったんだ。

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 やがて元気になった子猫たちは、正式な飼い主さんのもとへと引き取られることに。フィービーさんは「この子たちをよろしくね!」と、飼い主さんに熱くお願いしているようだった。フィービーさんのご主人は、この時のことを今でも忘れられないそうだ。

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 可愛がっていたふたりとの別れを経験した後も、フィービーさんがこのおうちにやってくる子猫たちに見せる愛情は変わらなかった。今では彼女は、ご主人のかけがえのないパートナーとなって、保護子猫たちを優しく見守ってくれているんだ。

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 動画の冒頭に出てきたのは、子猫たちがおぼれないように泳ぎを教えているシーンなんだって。フィービーさんは子猫につきっきりで見守っていてくれたよね。

 フィービーさんが暮らすおうちには、もう1匹ベビーブルーさんという、耳の聞こえないボーダーコリーもいるよ。

 フィービーさんと、たくさんの保護子猫たちとの物語は、TikTokInstagramFacebook、そして彼らのYouTubeチャンネルでも紡がれている。ぜひ見に行ってみてほしい。

written by ruichan

追記:(2024/01/12)本文を一部訂正して再送します。

※この記事はカラパイアの姉妹サイト「マランダー」に掲載されたものです。面白い動物情報を集めたマランダーの方にも是非訪れてみてください。

 
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