何気なく使った言葉に相手がキョトンとしてしまい、「死語だったのか」と驚いた経験はないだろうか。Sirabee編集部は、かつて流行した言葉が現在も使われているのか実態を調査した。
■2000年の流行語「おっはー」
今回、調査する言葉は「おっはー」。1998年から2002年に放送された『サタ☆スマ』（フジテレビ系）の企画「慎吾ママのこっそり朝ご飯」で、タレントの香取慎吾が演じる「慎吾ママ」というキャラクターの挨拶だ。
楽曲「慎吾ママのおはロック」もヒットし、マヨネーズをチューブから吸う「マヨチュッチュ」も流行。2000年の「新語・流行語大賞」を受賞した。
『サタ☆スマ』放送終了から20年以上経っているが、現在は『ワルイコあつまれ』（NHK）でもたびたび慎吾ママが登場しており、今でも多くの世代に愛されているだろう。
関連記事：かつて流行った言葉「ジコチュー」はもう死語？ 約1000人を調査した結果…
■今も使っている人が約1割
Sirabee編集部が全国10〜60代の男女963名に「『おっはー』を知っているか」と調査したところ、もっとも多いのが「知っているが今は使っていない」で86.6％。次いで「知っていて今も使っている」で9.6％、「知らない」と答えたのはわずか3.8％となった。
関連記事：「ひき肉です」ポーズを再現できる？ 20代以下では5割近くが…
■また流行するときが来るかも？
96.2％という認知度に対して「使っていない」と答えた人が多いことから、流行当時より人気がなくなったのは事実。
とはいえ、20年以上前に流行した言葉が今も約1割の人に使われていることを考えると、「慎吾ママ」の影響力や、柔らかく親しみやすい印象を与えるなど言葉の使いやすさは計り知れないものがある。
X（旧ツイッター）を見ると、今も「おっはー」とつぶやいているユーザーは数多くいるため、何かがきっかけでまた流行る日が来るかもしれない。
コメント