グッチは2024年1月10日、ミラノで『GUCCI PROSPETTIVE 2: ANCORA MILANO』を刊行しました。

Courtesy of Gucci

サバト・デ・サルノによる新章をスタートしたグッチは、芸術的、美的、文化的な示唆の探求を通じたビジュアル アイデンティティ構築への関心をさらに深めていきます。グッチは、サバト・デ・サルノによる初のメンズ コレクションを発表するGucci Ancora 2024年秋冬 メンズ ファッションショーの開催に合わせて、ミラノとそこに息づくクリエイティビティに捧げるブックシリーズの第2弾『Gucci Pros pettive 2: Ancora Milano』を刊行しました。

ニューヨークを拠点に活動するミラノ出身の建築家でありデザイン キュレーターのパオラ・アントネッリがキュレーションを手がけたこのブックはミラノのデザインにおけるさまざまな側面を紹介しています。

photo (C) Archivio Maria Mulas
photo (C) Karina Castro

大切にされてきた建造物、空間、オブジェ、そしてそれらを創り出した人々の思いがけない印象や組み合わせが、デザインを深く愛するミラノという街の姿を浮かび上がらせます。「私たちは衝突や対立というアイデアを取り入れ、ブルータリズムの閃きを洗練された商業的、起業家的、工業的ビジョンと対比させました。それはミラノらしさを形作るより複雑でラディカルなニュアンスを無視することなく、ブルジョワ的エレガンスの典型を探

求することになりました」とアントネッリは説明しています。

(C) Andrea Cherchi

パオラ・アントネッリとサバト・デ・サルノは、ミラノを絵画的、写真的、詩的に探求した後、さらにデザインシステムを育む装置として捉え、その重層的な構造がミラノのアイデンティティに生命力をもたらしていると考えました。つまり街を形作っている空間や物質は、そこで暮らし、それらを使う人々との交流をいくえにも重ねながら対話し続けているのです。

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Paola Antonelli

パオラ・アントネッリは、ニューヨーク近代美術館(MoMA)の建築・デザイン部門のシニア・キュレーターであり、同美術館創設時から研究開発部門のディレクター。建築からビデオゲーム、さらに見過ごされているオブジェや習慣までその研究領域を広げ日々の生活におけるデザインの影響力を探求しています。

配信元企業:株式会社ケリングジャパン

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