博多大吉・ビートたけし

お笑いコンビ・博多華丸・大吉博多大吉が、12日放送の『あさイチ』(NHK)にて、漫才を披露していた際のビートたけしの行動に“心折れた”経験を打ち明けた。

 

■菊地凛子がゲスト

この日は、NHK連続テレビ小説ブギウギ』で茨田りつ子を演じる女優・菊地凛子がゲスト出演。りつ子は“ブルースの女王”として知られた淡谷のり子さんがモデルになっており、淡谷さんの代表曲「別れのブルース」を歌ったシーンについてエピソードを語った。

菊地はこのシーンの収録の際、自分の歌に納得できずに撮り直すことを訴えた。その理由について、劇中の登場人物である羽鳥善一のモデル・服部良一さんの孫で、『ブギウギ』の音楽を担当する作曲家・服部隆之氏が目の前に座っており、「表情が…服部先生のお顔が見える所だったんです。『大丈夫ですか!?』ってやっぱり思っちゃうんですよね」と、プレッシャーを感じて緊張してしまったことを話す。

 

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■「もう心折れました」

これに、大吉が「気になりますよね。目線をちょっと下にそらされただけで、『あ、今の違うのかな』とか、なりますよね」と共感。

「僕らも、ビートたけしさんの番組で初めて漫才したときに、たけしさんがずっとこうしてたんですよ」と、漫才中にたけしがずっと頭を下げて、漫才を見ないようにしていたことに触れ、「もう心折れました…。ずっとこうだった(下を見ていた)から」と振り返る。

しかし、「後から聞いたら、(たけしが)『自分が見てたら、あんちゃんたち緊張するだろ? だからなんだ』って」と、たけしが華丸・大吉への気遣いのつもりで目をそらしていたことを明かし、「『先に言ってよ!』って…」と苦笑していた。

 

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■たけしが高く評価

華丸・大吉は2011年、当時コンクール形式だった『THE MANZAI』に出場。優勝はならなかったが、大会最高顧問のたけしが「もっと票が入ってもよかった」とコメントした。

その後、たけしから直接出場するように言われたことから、2014年の同大会に再び出場。優勝を果たした際には、たけしが華丸・大吉のファンであることを打ち明けていた。

さらに、『ビートたけしのエンターテインメント賞』でも、華丸・大吉が「日本芸能大賞」を2度受賞するなど、たけしから高く評価されている。

博多大吉、漫才中のビートたけしの行動に「心折れました」 真意を後から聞くと…