1月12日に「アニメ界におけるアカデミー賞」とされる第51回アニーのノミネーションが明かされ、君たちはどう生きるかすずめの戸締まりがそれぞれ作品賞を含む7部門にノミネートされた。

君たちはどう生きるか(英題:The Boy and the Heron)』は作品賞、本田雄氏としてキャラクターアニメーション賞、久石譲氏が音楽賞、武重洋二氏が美術賞、宮崎駿氏が監督賞とストーリーボード賞に脚本賞と作品全体で計7部門にノミネートされた。

君たちはどう生きるか』に関しては1月8日に発表された第81回ゴールデングローブ賞の「アニメーション賞」を受賞しており、続く快挙に期待が高まる。

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(画像は「君たちはどう生きるか」の場面写真を提供致します – スタジオジブリ|STUDIO GHIBLIより)

すずめの戸締まり』に関しては作品賞のほか、竹内良貴氏および瀬下寛之氏としてFX賞、土屋健一氏としてキャラクターアニメーション賞、RADWIMPSおよび陣内一真氏として音楽賞、新海誠氏がストーリーボード賞と脚本賞、SMILE-UP.(旧ジャニーズ)の松村北斗さんとして声優賞と計7部門にノミネートされたかたちとなっている。

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©2022「すずめの戸締まり」製作委員会

本発表を受けて『すずめの戸締まり』の監督である新海誠氏は同氏のX(旧Twitter)にノミネーションをまとめて投稿し、スタッフや本作のファンに感謝の意を述べた。

なお、作品賞に関しては『君たちはどう生きるか』と『すずめの戸締まり』のほか、『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』、『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』、Netflixで配信された『Nimona』がノミネートされたかたちとなっている。

本アワードにはビデオゲームにおける「キャラクターアニメーション賞」も存在し『Atomic Heart』、『ホグワーツ・レガシー』、『Let’s! Revolution!』、『Marvel’s Spider-Man 2』、『Teslagrad 2』がノミネートされている。

授賞式は現地時間で2月17日ロサンゼルスで実施されるため、興味がある読者は受賞作品の発表もチェックしよう。

アニー賞のノミネーションはこちらスタジオジブリ|STUDIO GHIBLIの公式ウェブサイトはこちら映画『すずめの戸締まり』公式サイトはこちら