松本人志ビートたけしを一緒にしないで”。そんなメッセージを綴ったのは、お笑いコンビ・ツービートで一世を風靡したビートたけしの相方・ビートきよし。松本を巡っては、昨年末、松本が、後輩芸人がホテルに集めた女性に性的行為を強要したとする記事を「週刊文春」が掲載。即座に松本が所属する吉本興業名誉毀損にあたるとして法的措置を示唆したが、その後1月8日になって松本が「裁判に注力したい」と申し出たとのことで、芸能活動休止を発表していた。

「そんな中、SNSでは、1986年たけしたけし軍団の一部メンバーを引き連れて写真誌『FRIDAY』を出版する講談社を襲撃した騒動と比較する論調があったようで、これにきよしが異を唱えたようです。きよし1月9日の自身のXで『相方引き合いに出してる人多いけど相方は女傷つけて頭きて殴り込み行ったんで一緒にしないでくださいね』とピシャリ。松本の名前こそ挙げていませんが、相棒の過去の言動が誤解されては困るという気持ちからの投稿なんでしょう」(テレビ誌ライター)

 そもそも、女性に屈辱を与えたと文春報道で告発された松本と、記者からケガをさせられた交際女性を守るために“蜂起”したたけしを比べるのは、内容的にかみ合っていない“比較論”だろう。

「ともにお笑い界のビッグネームで『女性』『暴行』といった連想から2人が比べられてしまっているようですね。ネットには『たけしと松本。事件の質で格の違いが明らかすぎて笑う』『人としての器のデカさの違いがハッキリした。たけしは女性を大切にしてる。それに対して松ちゃんは…』などといった声が散見されます」(前出・テレビ誌ライター)

 ちなみに松本は昨年12月3日に放送された「まつもtoなかい」(フジテレビ系)でたけしをゲストに招いた際、「ボクがたけしさんにコンプレックスがあるのは、良い意味でですよ、(自分には)スキャンダルがないんですよ」「たけしさんって、スキャンダルがしっかりあるじゃないですか。これ、スターって、そうじゃないですか」などと話していたが、今となっては何とも暗示的に聞こえてしまう。

(木村慎吾)

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