大型契約で加入したグラスノーも感嘆の声を挙げた(C)Getty Images

 今オフ、ドジャース大谷翔平山本由伸という、日米球界のトッププレーヤーの獲得に成功した。さらに、先月には、レイズからタイラー・グラスノーをトレードで獲得、今年に入ってもマリナーズからFAとなっていたテオスカーフェルナンデスと契約を結んでいる。

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 新シーズンへ向け新たな戦力が次々と加わっており、その顔触れにより、すでに今季のドジャースを「本命視」する声も伝えられるほどだ。また、両日本人選手への契約には総額10億ドルを超える巨額が投じられるなど、ワールドシリーズ制覇へのなりふり構わない姿勢をみせている。

 今オフ、ビッグネーム獲得を続けているドジャースの動きは、球界関係者、ファンの度肝を抜いた。そして、そのインパクトには、当事者である選手も同じ思いを抱いているようだ。

 米スポーツメディア『sportskeeda』は現地時間1月11日(日本時間12日)、ドジャースの補強を論じる特集記事を配信した。その中では、新たにチームの一員となったグラスノーのコメントなども紹介されている。

 同メディアによると、米ポットキャストプログラム『クリスローズ・スポーツ』に出演したグラスノーが、自身がドジャース契約した直後に山本の移籍も発表されたことについて、「こんなことになるとは思わなかった」と語ったとしている。

 さらにトピックには「他の多くの人と同様に、グラスノーもヤマモトがヤンキースに行くだろうと予想していた」とも綴られており、今オフの目玉と評されていた日本人右腕とチームメートになったことについて、グラスノーが「想像もしていなかった」と明かしていたという。

 また、『sportskeeda』は他にも、「昨年、レイズの一員としてグラスノーは120イニングを投げて10勝7敗、防御率3.53という成績を残した。ドジャースが彼に多額の契約(5年1億3650万ドル)を提示した意欲を考えると、グラスノーが今後数年でさらに良くなると期待しているようだ」と主張。

 加えて、話題となった大谷の「後払い契約」にも言及しており、「ドジャースMLBの贅沢税を大幅に節約することができ、ヤマモトとグラスノーと契約するための資金を確保することができた。その結果、ドジャースには、ほとんど予想されていなかったとはいえ、これまでに見たこともないような恐ろしい投手ローテーションが誕生したのである」と綴っている。

 投手、野手とも、他球団が羨むような戦力を整えているドジャース。稀に見る「スター軍団」と化した今季のチームの戦いを、すでに数え切れないほどのファンが待ち焦がれているはずだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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