タモリが司会を務める大型特番「『タモリステーション』緊急検証 2024年年明けを襲った衝撃と奇跡」(夜8:54-10:24、テレビ朝日系)が、1月13日(土)に緊急生放送されることが決定した。2024年の幕開けに2日連続で起きたショッキングな出来事「能登半島地震」と「羽田空港衝突事故」を検証。スタジオに地震、航空業界それぞれのスペシャリストを迎え、徹底解説する。

【写真】第2弾で“ウクライナ情勢”を取り上げた「タモリステーション」

■以前は「ウクライナ侵攻の真実」についても緊急生放送

同番組は、2022年1月にタモリを司会に始動した、テレビ朝日の大型特番。“天才二刀流大谷翔平カーリングの魅力を深掘りしたほか、以前の緊急生放送ではウクライナ侵攻の真実を伝え、大きな反響を巻き起こした。

能登半島地震発生のメカニズムや動きを解き明かす

誰もが穏やかな一年を願っていたであろう2024年元日の夕方、最大震度7を記録した「令和6年能登半島地震」が起こった。即座に津波が押し寄せ、火災も発生。住宅や道路も崩壊した。

この地震は、海から能登半島にかけて長さ100キロを超えるとされる活断層が連鎖的にずれ動いて発生した可能性があると言われている。活断層で起きる地震は震源が浅く、陸地にあることが多いため、被害は甚大になり、緊急地震速報が間に合わないこともあるほか、津波が発生すると間を置かずに押し寄せてくる。つまり、さまざまな被害や困難があっという間に襲いかかってくるのだ。

今回の能登半島地震がどのようにして起こったのか。地震はいつ何度起き、緊急地震速報はどのタイミングだったのか。津波はいつどこにやって来たのか。タイムラインを総点検し、メカニズムや発生からの動きを解き明かす。

また、輪島朝市火災はなぜこれほどまで拡大したのかにも着目。過去の大地震でも必ずと言っていいほど大規模火災が発生しているが、今回の火災がここまで広範囲に拡大したのはなぜだったのか、改めて火災現場を取材し、輪島朝一火災の詳細を探っていく。

羽田空港衝突事故における脱出劇の全貌も明らかに

さらに、能登半島地震に続き、翌日の夕方には、羽田空港での衝突事故が発生。C滑走路で日本航空旅客機と能登への支援物資を運ぼうとしていた海上保安庁の航空機が衝突炎上し、日航機の乗員乗客379名は全員脱出できたものの、海上保安庁の乗組員5名が命を落とした。

衝突炎上から最後に機長が脱出するまで18分。そのうち、乗客の一人が脱出までの18分のうち8分間を映像として記録していた。番組では、この8分間の映像を徹底解析。コックピットとの連絡が取れない中、9人のCAたちがどのように状況を判断し乗客を誘導したのか、CAたちの取材や乗客の証言も含め、脱出劇の全貌を明らかにする。

「タモリステーション」緊急生放送が決定/(C)テレビ朝日