趣里がヒロインを務める連続テレビ小説ブギウギ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。第16週となる「ワテはワテだす」が1月15日(月)より放送される。

【写真】スーツを着た愛助(水上恒司)を見送るスズ子(趣里)

■「ブギウギ」とは…

同作は、「東京ブギウギ」や「買物ブギー」などの名曲で知られる戦後の大スター・笠置シヅ子をモデルにしたオリジナル作品。戦後の世の中に、人々を楽しませ、励まし、生きる活力を与えた歌手・福来スズ子(趣里)。歌で日本中をズキズキワクワクさせ、どんな困難も笑顔で乗り切る底抜けに明るいスズ子の波瀾万丈の人生を描く。脚本は足立紳氏と櫻井剛氏が、音楽は服部隆之氏が担当する。

■第16週「ワテはワテだす」あらすじ

第16週では――

小夜(富田望生)が突然付き人をやめると言い、スズ子(趣里)の元を出て行ってしまう。スズ子は、小夜がアメリカ兵と付き合っていることを知り、とても心配する。

一方、スズ子の元には「喜劇王・タナケン」こと棚橋健二(生瀬勝久)から舞台に出ないかとのオファーが来る。これを仕組んだ善一(草なぎ剛)の後押しもあり、スズ子は初めての女優業に挑んでいく。

――という物語が描かれる。

公式HP掲載の予告動画は、「ワテに女優やれ言うことでっか?」というスズ子の声と共に、スズ子が驚いた表情を見せる場面と台本を一生懸命読むスズ子の姿が、それぞれ映し出され、スタートする。

その後、「歌手に上等な芝居なんか求めちゃいないよ」という声と一緒に、舞台に立つスズ子が笑顔で芝居をする場面や、棚橋健二がスズ子に「どうだろね?」という姿が。さらに、台本を持つスズ子が「どうして不安そうにおっしゃるんですか?」とせりふを読み、そんなスズ子を見る善一が「いいねぇ」と笑顔を見せるシーンが流れる。

また、場面が切り替わると、「なんで?」と驚く秋山(伊原六花)、「結婚」とスズ子に話す愛助(水上恒司)、「結婚?」と泣く小夜、それぞれの姿が。続けて、「あんたが小夜ちゃんをたぶらかしたんやな?」というスズ子の声の後に、アメリカ兵に掴みかかろうとするスズ子を必死に止める愛助と小夜の姿と、小夜が「これからは俺の人生だ」と泣きながらスズ子に伝える姿が映し出される。

そして、舞台でスズ子が「どうなっても知りまへんで?」と芝居をする姿が、最後に切り取られ、動画は幕を閉じる。

スズ子の波瀾万丈の人生にどんな展開が待ち受けているのか注目が集まっている。

※「草なぎ剛」のなぎは、弓へんに前の旧字体その下に刀が正式表記

「ブギウギ」第76回より/(C)NHK