13日放送『さんまのお笑い向上委員会』（フジテレビ系）に、明石家さんまがMCとしてレギュラー出演。自身が詐欺広告に利用され、フェイクニュースを流されていると明かした。
■「俺が日銀から提訴されてる」
さんまはオープニングで、開口一番「ホトちゃん、なんか変なニュース見た？」と質問した。蛍原徹が「何がですか？」と尋ね返すと、「俺が、日銀から提訴されてるっていう…」と語り、蛍原は困惑。
「『アメトーーク！』で、俺が儲け話を若手に言うた、生放送中に。それが、本番でカットされたって訳わからん…」と詳細を明かすと、ひな壇は爆笑に包まれた。
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■笑福亭鶴瓶も被害者に
ひな壇のみなみかわもこの手のフェイクニュースを見たそうで、「僕が見たのは、さんまさんじゃなくて、鶴瓶師匠が『徹子の部屋』で同じこと言ってました」と告白。
これにさんまは「嘘！？」と驚き、「詐欺サイトに利用されてるんですよ」と指摘されると「どういうこと？」とさらに混乱。「アクセスされるんですよ」「さんまさんが加担してるみたいな」などと説明されると、「アクセスさせて、効果はあるわけか」と詐欺業者の狙いを理解した。
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■「日銀に提訴されたいくらいや！」
話題は流れで鶴瓶に移ったが、マヂカルラブリーの野田クリスタルは「実際どうなんですか？ 日銀とは」質問。周囲からは「話の流れでわかるだろ！」とツッコまれたが、「火のないところに煙は立たない」などと冗談を続ける。
さんまは野田に「お前、信用しすぎや！」とツッコみ、「日銀に提訴されたいくらいや！」とさらに笑いを誘う。「儲け話もない！」「俺は儲け話とかするタレントやないもんな？」と、改めてフェイクニュースであることを明かしたのだった。
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■投資サイト誘導の悪質な広告
同フェイクニュースは投資サイトへの誘導を目的とした広告で、gooやYahoo！など実在のニュースサイトに見せかけて作られたもの。さんま・鶴瓶の他にも、テニスの大坂なおみ選手、ファーストリテイリング社・柳井正会長、楽天・三木谷浩史会長らが被害に遭っている。
内容はいずれも、生放送でスマホを使った儲け話を説明し、日銀から提訴されたというでたらめな内容。あからさまなフェイクである一方、中央銀行が個人を提訴するというあまりの突拍子のなさから、一部ネット上ではネタにもなっている。
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