ドルトムントに復帰を果たしたイングランド代表FWジェイドン・サンチョが、喜びを口にした。13日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 エリック・テン・ハフ監督との関係が悪化し、マンチェスター・ユナイテッドのトップチームの練習から外されていたサンチョは、11日にドルトムントレンタル移籍で復帰することが決定。13日に行われたブンデスリーガ第17節のダルムシュタット戦で早速ベンチ入りを果たすと、55分から途中出場を果たし、77分にはマルコ・ロイスのゴールをお膳立てして3-0の勝利に貢献した。

 昨年8月26日プレミアリーグ第3節のノッティンガム・フォレスト戦に途中出場して以降、ピッチに立っていない状況が続いていたなか、2年半ぶりに復帰を果たしたドルトムントでの再デビュー戦で早速結果を残すことに成功したサンチョは試合後、「ここに戻ってきて以来、家に帰ってきたような気分だし、またピッチに戻ることができて嬉しく思っている」と語りながら、次のように続けた。

「戻ってきてマルコに再び会うことはなるべくしてなった。彼は素晴らしい友人であるし、彼のゴールをお膳立てすることができて嬉しいよ。(自身の目標は)再び幸せになることだ。ピッチに戻って、チームを助け、トップ3に戻ってチャンピオンズリーグ出場権を獲得したい」

「個人的な目標はあるけど、今は言うつもりがない。ただチームを助けたいし、シーズンの後半戦に向けてとても前向きだよ。クリーンシートを達成できたことは本当に重要で、僕たちは1試合ずつそれを達成していくだけだ。チームには目標があるし、毎試合戦っていければうまくいくと確信している」

ドルトムント復帰を果たした(中央)サンチョ [写真]=Getty Images