松井稼頭央・関口宏

14日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)に埼玉西武ライオンズ松井稼頭央監督がゲスト出演。山川穂高選手のフリーエージェント人的補償で獲得した甲斐野央投手について語った。

 

■山川選手の移籍と人的補償を紹介

松井監督がゲスト出演したこの日の『サンデーモーニング』。

そのなかでアシスタントの唐橋ユミが福岡ソフトバンクホークスフリーエージェントで移籍した山川選手の人的補償として、ライオンズが甲斐野投手を獲得したことを紹介する。

さらに人的補償のシステムについて説明。話を聞いた関口宏は「なんか、ややこしい話」とつぶやいた。

 

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■松井監督が甲斐野投手に期待

関口はさらに「監督がいらっしゃいますので。抜かれてしまったわけですね、良い選手を」と質問する。

この問いに松井監督は「山川がフリーエージェントソフトバンクに行きましたので。そのなかで甲斐野投手を獲得できたということは、うちのチームにも終盤を任せられるという意味では、三振を取ることができる投手なので非常に大きな戦力になってくれると思います」と甲斐野投手に期待を寄せた。

 

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■上原氏は名称変更を提言

話を聞いた関口は「そういうときに、なんですか人的補償で私は西武に行くことになったって、本人は嫌なものじゃないですか?」と指摘する。

松井監督は「どうなんですかね。チームとしては非常に必要な戦力なので」とコメント。

上原浩治氏は「言葉があまり良くないのかもしれないですね、人的補償というね。もっと違う言い方をしてもらったほうが。なにかクビになったのではないかという印象があるかもしれないですけど、全然…」と提言した。

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■「決してクビではない」

関口が「それに近いよね」と語ると、「そういう印象があると思うので、もうちょっと良い言葉にして」と力説。

続けて「西武が必要だからちょうだいということですから、戦力として見ているわけですからね。決してクビというわけではないというところを、わかっておいてほしい」と提言する。

解説を聞いた関口は「逆に意地になって力が出てくるといいけどね」とポツリ。この発言に上原氏は「うーん。はい」とつぶやいていた。

 

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■混乱には触れず進行

山川選手の人的補償については当初一部スポーツ紙が「和田毅投手に決定」と報じたため、混乱を招いている。今回の放送でその話題に触れることはなく、番組が進められた。

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