今回紹介したいのは、ニコニコ動画に投稿された『カニカマを手作りしたらバイオレンスすぎた!?【ゆっくり】【サイエンスクッキング #5】』というしうさんの動画です。

投稿者メッセージ(動画説明文より)

カニカマって美味しいですよね ところで、カニカマって本物のカニみたいに身がほぐれるじゃないですか あれ、どうやって作ってるんでしょうね? 実際に自宅で作ってみました!


 安くて手軽に食べられて美味しいカニカマ。このカニカマは自作可能かと気になった投稿者のしうさん。調べてみることにしました。

 カニカマ石川県の会社、株式会社スギヨが開発。クラゲの代替品を作ろうとしていたところ、カニの身にそっくりだと気づいたことから商品化したそうです。

 1972年に発売されたカニカマは世界中で愛されるようになり、特にヨーロッパでは大人気。「Surimi」と呼ばれ親しまれているとか。

 そして最大の特徴はカニの身のようにほぐれること。そんなカニカマの作り方が気になり調べた結果、「細いカマボコを束ねてカニカマにしている」という驚きの製法が判明。意外と力技のため、自分でも作れるかもしれないと挑戦することにしました。

 用意した材料は3つ。カニエキスはAmazonで1440円で購入したそうです。

 まずはすり身をボールへ。すり身に塩を加えることで生まれるアクトミオシンがカマボコプルプル食感を生むとのこと。そのためすり身には必ず塩を加えます。ちなみに今回は味付け済みのすり身を使うため不要です。すり身から自作する場合のポイントついては動画に詳しくあります。

 次にカニエキスをボールに入れると濃厚なカニの香りが広がりました。このカニエキスはとてもしょっぱいそうです。

 取り分けたものには食紅を加えてよく練りました。ちなみに市販のカニカマの赤さはトマトやパプリカの色素由来とのこと。

 蒸し器に入るお皿にピンとラップを張り、その上に生地を塗り広げます。目標は1mmです。できたものは蒸し器で蒸すのですが、完全に蒸し切らず半蒸し程度で一度取り出します。

 半蒸し状態に生地は細く短冊切りに。ラップを切らないよう注意しながらひたすらカット。製造工程に秘密があるのかと思いきや、想像以上に力技であのほぐれる質感は作られているのでした。

 切れ目を入れ終わったらラップで巻き込みます。

 カニカマっぽくなりました!

 さらにラップを巻いたら高温で蒸し上げて、カニカマの完成です。ちゃんとほぐれるのでしょうか。

 食べてみると、ちゃんと美味しいカニカマでした。少し柔らかめでしたが、これは生地を薄く伸ばすために少し水を足したことが原因だそうです。

 しかもちゃんとカニカマらしくほぐれています。

 今回の出費はおよそ2000円。対してスーパーで買ってきた安めのカニカマが130円、そしてカニカマを開発したスギヨさんの大人のカニカマは300円。そしてスギヨさんの大人のカニカマが余りにも美味しくてびっくりしたとのこと。

 これらを踏まえ、しうさんの出した結論は、カニカマは買うべき」でした。特にスギヨさんは石川県の会社なので、地震に見舞われた石川県を応援するためにもいっぱい買って応援したいそうです。

 しうさんのカニカマ作りの詳細に興味を持たれた方は、ぜひ動画をご覧ください。

視聴者のコメント

・おおーそれっぽい
・ここまでできるなら上々
・買ってみるか
・すばらしい
・復興への道は、製品を買ってもらうことが1番だからな
・スギヨのうな蒲もうまいぞー

▼動画はこちらから視聴できます▼

カニカマを手作りしたらバイオレンスすぎた!?【ゆっくり】【サイエンスクッキング #5】』
https://www.nicovideo.jp/watch/sm43252357

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