松本山雅FCは15日、MF濱名真央(23)が日本フットボールリーグ(JFL)のアトレチコ鈴鹿クラブ(元:鈴鹿ポイントゲッターズ)に期限付き移籍することを発表した。

移籍期間は2025年1月31日までとなり、松本との公式戦には出場できない。

濱名は福島県出身で、松本大学から2023年に松本に加入。特別指定選手時代に明治安田生命J3リーグで3試合に出場も、プロ1年目は公式戦の出番がなかった。

アトレチコ鈴鹿クラブは、鈴鹿アンリテッド鈴鹿ポイントゲッターズとしてJFLを戦って来ており、2019年には初の女性監督となるミラグロスマルティネスドミンゲス氏を招へい。2022年には元日本代表FW三浦知良(オリヴェイレンセ)を期限付き移籍で獲得するなど話題を振りまいた一方で、八百長問題、元役員のクラブ恐喝問題、パワハラ問題とマイナスイメージが大きくなり、ガバナンス体制を見直すことが求められチームを一新。1月10日にクラブ名が変更となっていた。

濱名は両クラブを通じてコメントしている。

アトレチコ鈴鹿クラブ
松本山雅FCから加入することになりました、濱名真央です。自分の最大限の力を発揮し、チームをJFL優勝・J3昇格へ導けるよう精一杯頑張ります。躍動します。応援よろしくお願いします」

松本山雅FC
「このたび、アトレチコ鈴鹿クラブに期限付き移籍することになりました。大きく成長した姿を皆様に見せられるように頑張ってきます。これからも応援よろしくお願いします!」