アジアカップ2023・グループDインドネシア代表vsイラク代表が15日に行われ1-3でイラクが勝利した。

4大会ぶりの本戦出場となったインドネシアと、2007年以来2度目の優勝を目指すイラクによる一戦。

開始早々の5分にクロスバー直撃のシュートでインドネシアにゴールを脅かされたイラクだったが、徐々にペースを握ると17分に先制する。フアードの斜めのパスが相手選手にディフレクトすると、このこぼれ球を拾ったアリ・カディムが中央を突破しGKとの一対一を冷静に制した。

先制したイラクだが、37分に試合を振り出しに戻される。ヤコブ・サユリに右サイドを突破されると、ボックス右からの折り返しをファーサイドの マルセリーノに流し込まれた。

このまま前半終了かと思われたが、イラクは終了間際に勝ち越す。追加タイム7分、 ジダンの横パスをボックス左手前で受けたエライビが縦に切り込みシュート。これはGKエルナンドに弾かれたが、こぼれ球をラシドがゴールに押し込んだ。

迎えた後半、再びネットを揺らしたのはイラク。50分、自陣からのロングパスでカウンターを仕掛けると、フアードの縦パスに抜け出したアリ・カディムがボックス左から侵入。折り返しを中央に走り込んだフアードが冷静にゴールに流し込んだが、VARの末にアリ・カディムのオフサイドを取られ、ゴールは取り消された。

膠着状態が続く中、イラクは60分にアリ・カディムとジダンを下げてアイメンとバシャルを、71分にラシドを下げてアミンを投入。すると75分、フセインの右クロスをゴール前でアイメンが競り合うと、相手DFに当たったこぼれ球に素早く反応したアイメンが豪快なハーフボレーシュートをゴールに叩き込んだ。

結局、試合はそのまま1-3でイラクが勝利。日本と共に白星発進としている。インドネシアは次戦、19日にベトナムと、イラクは日本と対戦する。