お笑い芸人のみなみかわ(41歳)が、1月14日に放送されたニュース番組「ABEMA的ニュースショー」(ABEMA)に出演。能登半島地震に関するデマ情報をSNSで拡散してしまったと反省した。

番組はこの日、能登半島地震において、SNSに投稿された偽の救助要請などの“デマ投稿”にフォーカス。警察業務を妨害する事態に発展するデマ投稿が横行する要因について、国際大学グローバル・コミュニケーション・センターの山口真一准教授は「X(旧Twitter)のインプレッション数に応じてお金を稼げるようになったため、投稿が拡散されるためにデマが巧妙化してきた」と指摘。

また、「フェイクニュースは事実の6倍のスピードで拡散されていく」とした上で、「自分が拡散したくなった時だけでも、その投稿に対して『他の人は何か言っていないか』など、一呼吸置いて少しでも情報について検索して欲しい」と呼びかけた。

お笑い芸人のみなみかわは「僕も偽の救助要請をする投稿をリポストしてしまった」と明かした上で、「『助けてください』と困っている人がいたら、自分も何かしなきゃいけないと思ってしまい、反射的に行動してしまった。今後は気を付けていかないといけない」と反省した。

これに、番組MCを務めるお笑い芸人の千原ジュニアは「芸人という職業は、物事を斜めから見る性質があるが、今回みなみかわはデマに引っかかってしまった。一呼吸置いて、情報を調べることは大事だと改めて思った」と語りかけた。

また、タレントのでか美ちゃんは「『デマ投稿をやめてください』と言っても、止めない人はいるだろう。SNSでの誹謗中傷が罰せられるようになったように、デマ投稿も罰則があれば減るのでは? 個々のネットリテラシーも高めつつ、デマに対する罰則があった方が良いと思う」とコメントした。