ラツィオに所属する日本代表MF鎌田大地(27)に対して、ガラタサライが関心を示しているようだ。

昨シーズン限りで4年にわたって所属したフランクフルトを退団し、ラツィオへの加入を果たした鎌田。セリエA初挑戦となった今シーズンは、セリエAで16試合に出場して1ゴール1アシストを記録しているほか、チャンピオンズリーグ(CL)でも5試合に出場している。

一方で、リーグ戦の先発は8試合にとどまるなどマウリツィオ・サッリ監督から全幅の信頼を得るまでには至らず。12日に開幕したAFCアジアカップに挑む日本代表のメンバーには招集されずクラブにとどまったが、14日に行われたセリエA第20節のレッチェ戦はベンチ入りしながら出場がなかった。

こうした状況の中、イタリアカルチョメルカート』によるとガラタサライが鎌田の獲得に関心を示しているとのこと。早ければ今冬の移籍市場でオファーする可能性もある模様だ。

ただし、現時点でラツィオに加入1年目の鎌田を放出する意向はなし。契約自体は1年契約で今年6月に満了となるも延長のオプションがあり、シーズン終了後に選手側と話し合う予定とのことだ。

鎌田自身もイタリアでのチャレンジ継続に意欲を示していると報じられる中、移籍市場が閉まるまでに何らかの動きがあるかが注目されている。