国際サッカー連盟(FIFA)は15日、国際プロサッカー選手会(FIFPro)と共同主催する2023年の女子ワールドイレブンを発表した。

FIFA/FIFProワールドイレブンは2005年からスタート。女子は2015年から始まっていた。

世界69カ国、2万8000人以上のプロフットボーラーが投票。2022年8月1日から、2023年8月20日までの成績に基づいて投票され、GK1人、DF、MF、FWが3人選ばれ、残りの1人はそれ以外の最も票を集めた選手となった。

15日に開催された『ザ・ベスト・FIFAフットボールアウォーズ』で11人のメンバーが発表。女子最優秀選手のスペん女子代表MFアイタナ・ボンマティや最優秀女子GKのイングランド代表GKメアリー・アープスなどが選出された。

2023年に行われたオーストラリアニュージーランド女子ワールドカップで優勝したスペイン女子代表からはわずか2名。一方で、準優勝だったイングランド女子代表からは最多の7名が選出される事態となった。

スペインイングランド以外では、アメリカ女子代表FWアレックスモーガン、そしてオーストラリア女子代表FWサマンサ・カーが選出されている。

また、アープスの他、アレックス・グリーンウッド、エラ・トゥーン、アレッシア・ルッソ、ローレン・ジェームズが初めてベストイレブン入り。モーガンルーシー・ブロンズは6度目の受賞となり、フランス女子代表DFワンディ・ルナールの7回まで、あと1回と迫っている。

◆2023 女子ワールドイレブン
GK
メアリー・アープス(イングランド/マンチェスター・ユナイテッド)

DF
アレックス・グリーンウッド(イングランド/マンチェスター・シティ)
ルーシー・ブロンズ(イングランド/バルセロナ)
オルガ・カルモナ(スペイン/レアル・マドリー)

MF
アイタナ・ボンマティ(スペイン/バルセロナ)
エラ・トゥーン(イングランド/マンチェスター・ユナイテッド)
キーラ・ウォルシュ(イングランド/マンチェスター・シティバルセロナ)

FW
アレックスモーガン(アメリカ/サンディエゴ・ウェーブ)
アレッシア・ルッソ(イングランド/マンチェスター・ユナイテッドアーセナル)
ローレン・ジェームズ(イングランド/チェルシー)
サマンサ・カー(オーストラリア/チェルシー)