国土交通省は、主催する3D都市モデルの開発コンテスト「PLATEAU AWARD(プラトーアワード)2023」の一次審査会を実施し、最終審査会に進出するファイナリスト12作品を決定いたしました。

PLATEAU AWARDは、オープンデータである3D都市モデルのまだ見ぬ可能性を引き出すため、国土交通省が主催する3D都市モデルの開発コンテストです。

 2年目となる本年度は、学生、エンジニア、クリエイターなどさまざまな応募者から、サービス、ツール、デザインなど50もの作品が集まり、2023年12月16日・17日に開催した一次審査会を経て、最終審査会に進むファイナリスト12作品を決定いたしました。

 一次審査を通過したファイナリストは、2024年2月24日に開催する「最終審査会」でプレゼンテーションを行い、審査員による審査を経て、グランプリほか各賞を決定・発表する予定です。なお、同審査会の模様は現地・オンラインでのライブ配信(ともに事前申込制)でご覧いただくことができます。

  • 最終審査会概要

PLATEAU AWARD 2023 最終審査会・表彰式

日時:2024年2月24日(土)13:30~17:30

審査員:

齋藤精一(パノラマティクス 主宰)

川田 十夢(開発者 / AR三兄弟 長男)

千代田 まどか:ちょまど(IT エンジニア兼漫画家)

小林 巌生(Code for YOKOKOHAMA 共同代表)

松田 聖大(Takram Japan 株式会社 デザインエンジニア/ディレクター)

内山 裕弥(国土交通省

※敬称略

詳細・視聴お申し込み:https://connpass.com/event/303782/

  • ファイナリスト作品一覧 (上段:応募者名、下段:作品名)

ファイナリスト12作品をPLATEAU AWARD公式サイトにて公開しております。ファイナリスト作品のプロモーション・ムービーも併せてご覧ください。

PLATEAU AWARD公式WEBサイト⇒https://www.mlit.go.jp/plateau-next/award/

IRODUKURI

Machi Plus

PLATEAU Windows

PLATEAU Window:Horizon

Sagar Patel

Scaling up PLATEAU

小関 健太郎

PlateauKit + PlateauLab

河野 円

Echoes of the PLATEAU

東京大学 相澤研究室 360-CV班

360°歩行映像のPLATEAUへの 動的なプロジェクションと洪水可視化-Floodeau-への応用

まつだす

観光ルート作成ゲーム 「Kyoto Itinerary」

九州産業大学 合志研究室

安全運転学習用 Unity版 ドライビングシミュレータ 「ぷらっとドライブ in 沼津」

KND-3

スカイランナー 高層の冒険者

株式会社ウィーモット

ぐりぐりインフォメーション

伊藤 周

Beat Running over the city

株式会社大林組

PLATEAU DIPS-4D

  • PLATEAU AWARD2023 概要

・主  催:国土交通省

・募集期間:2023年6月16日(金)~2023年11月30日(木)23:59

・募集内容:PLATEAUがオープンデータとして提供する3D都市モデルを活用した新たなアプリケーションやコンテンツ、エクスペリエンスが対象。

・募集対象:個人または企業、教育機関・研究機関、行政機関、その他団体等のチーム。チーム内のメンバー数や年齢等の制限は一切ありません。

・応募方法:プレゼンシートと動作解説動画を公式サイトから応募

・審査方法:(1)3D都市モデルの活用、(2)アイデア、(3)UI・UX・デザイン、(4)技術力 (5)実用性の、5つの観点から評価

・賞  金:グランプリ1作品は賞金 100万円ほか、総額 200万円(部門賞には学生部門を含む)

*詳細については公式サイトをご覧ください

PLATEAU AWARD公式WEBサイト⇒https://www.mlit.go.jp/plateau-next/award/

  • Project PLATEAUについて

 Project PLATEAUはスマートシティをはじめとした「まちづくりのデジタル・トランスフォーメーション」を進めるため、そのデジタル・インフラとなる3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化を推進するプロジェクトです。

PLATEAU 公式WEBサイト⇒ https://www.mlit.go.jp/plateau/

2023年度でも、引き続き、3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化のエコシステムの構築に向け、更なる取組みの深化を図ってきました。

 具体的には、1.エコシステムの構築、2.データ整備の高度化・効率化、3.ユースケースのベストプラクティス開発、4.オープン・イノベーション創出、5.地域の社会実装の5つのテーマのもとに、約40件のプロジェクトを採択しました。地方公共団体は約50団体が参画し、データ整備範囲は約200都市に拡大する予定です。

  • “PLATEAU NEXT”について

 PLATEAU NEXTでは、本年度の「Project PLATEAU」に関する取り組みを紹介しております。

PLATEAU NEXT 公式WEBサイト⇒ https://www.mlit.go.jp/plateau-next/

 Project PLATEAUでは2020年度から3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化の取り組みを行い、すでに全国約130都市の3D都市データを公開、様々な領域におけるユースケースの開発を行ってきました。

2023年度のPLATEAUは、実証フェーズを超え、本格的な社会実装のフェーズに入りました。この動きを加速させるため、アプリコンテストライトニングトークハッカソンハンズオン、ピッチイベント、アクセラレーションプログラム、子ども向けイベントなど様々な切り口で開発者コミュニティにおける実装のきっかけ作りを進めてきました。

 さまざまな領域のエンジニアやクリエイター、プランナーが自らの技術と3D都市モデルのデータを組み合わせ、新たな価値を生み出すことを期待しています。

配信元企業:国土交通省 都市局 Project PLATEAU

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