アルゼンチン代表のリオネル・スカローニ監督(45)は今後もチームを率いるようだ。

2018年8月からアルゼンチンを率いるスカローニ監督。2021年にコパ・アメリカ、2022年にフィナリッシマやカタールワールドカップ(W杯)を制するなど成功を収め、昨年9月から始まった2026年北中米ワールドカップ(W杯)南米予選も、5勝1敗の成績で首位に立っている。

しかし、昨年11月に行われた南米予選第6節で宿敵ブラジル代表を下した後、スカローニ監督の口から衝撃の発言が。「ハードルは非常に高く、継続するのは難しい」「考えるべき時が来た。会長に伝え、その後に選手たちにも伝えるつもりだ。この代表チームにはできるだけ多くのエネルギーを持つ、元気な監督が必要だからだ」と退任をほのめかしていた。

そんな中、アルゼンチンサッカー協会(AFA)のクラウディオ・タピア会長は16日に「会えて本当に良かった」とスカローニ監督との2ショットをSNSに投稿。著名ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、スカローニ監督はタピア会長と会談し、少なくとも今夏のコパ・アメリカまでは代表の指揮をとると決めたようだ。

アメリカ開催となるコパ・アメリカ2024は6月20日に開幕。連覇を狙うアルゼンチングループAに入り、ペルー、チリ、トリニダード・トバゴvsカナダの勝者と決勝トーナメント進出を争う。