ラツィオに所属する日本代表MF鎌田大地ガラタサライが関心を示しているようだ。15日、イタリアメディア『カルチョメルカート』が報じている。

 現在27歳の鎌田はフランクフルトを昨シーズン限りで退団し、今夏の移籍市場にてラツィオに新天地を求めた。序盤戦はセリエA開幕から4試合連続でスタメンに名を連ね1ゴール1アシストを記録するなど好調を維持していたが、その後は徐々に出場機会が減少。ここまで公式戦通算22試合に出場しているものの、スタメン起用は12試合に留まっており、満足な出場機会は得られていない。

 そんななか、今回の報道によると、鎌田に対してガラタサライが関心を示している模様で、早ければ今冬の移籍市場でオファーする可能性もあるとのこと。しかし、ラツィオ側は鎌田を放出する意向は無く、鎌田自身も退団の意思は無いという。なお、ラツィオと鎌田の契約は今季限りとなっているものの、契約延長のオプションが付随しており、今季終了後に去就について話し合いの場が設けられるようだ。

 マウリツィオ・サッリ監督の下での序列低下が囁かれている鎌田だが、最終的にどのような決断を下すこととなるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。

ガラタサライから関心を寄せられている鎌田 [写真]=Getty Images