ユベントスイタリア代表FWモイゼ・ケアン(23)にイタリア国外のクラブも興味を示しているようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じた。

今シーズンはここまでセリエAの12試合に出場しているものの、すねの負傷により昨年12月中旬から離脱が続いているケアン。この間、チームでは18歳のトルコ代表FWケナン・ユルドゥズが台頭しており、今後多くのプレータイムを望めないことからフィオレンティーナモンツァへのレンタル移籍の可能性が浮上していた。

今夏のユーロ2024に出場できないリスクを回避したいケアンは、現在各クラブからのオファーを吟味しているとのこと。フィオレンティーナモンツァ以外では、アトレティコ・マドリーとスタッド・レンヌが名乗りを上げているという。

アトレティコオランダ代表FWメンフィス・デパイに別れを告げる可能性があるようで、ケアンのレンタルを打診。代わりに元スペイン代表MFサウール・ニゲス(29)を貸し出す条件でオファーを出しているとのことだ。

一方のレンヌも選手の貸し出しを提案。「子供がインターナショナルスクールに通えるよう手伝う」という約束を反故にされたことから、レンヌ退団に向け動いている元セルビア代表MFネマニャ・マティッチ(35)を条件に含めている模様だ。

ユベントスフランス代表MFポール・ポグバイタリア代表MFニコロ・ファジョーリを不祥事により欠いているため、中盤が補強箇所の1つに。アタランタオランダ代表MFトゥン・コープマイネルス(25)の今夏獲得を目指す意向が強まっているようだが、メジャーリーグサッカー(MLS)のトロントFCでプレーしている元イタリア代表MFフェデリコ・ベルナルデスキ(29)を買い取りオプション付きのレンタルで呼び戻すプランも選択肢にあるようだ。