双日株式会社(以下「双日」)は、インド最大のゼネコン兼総合エンジニアリング会社であるLarsen & Toubro Limited(ラーセンアンドトゥーブロリミテッド) と共同で、インド高速鉄道公社(National High Speed Rail Corporation Limited(ナショナルハイスピードレールコーポレーションリミテッド))が実施する「ムンバイ・アーメダバード間高速鉄道建設事業」(全長508km、以下「本事業」)における電力工事(以下「本工事」)を受注しました。

 インドでは近年の人口増加や経済成長を背景に、慢性的な交通渋滞や大気汚染が深刻な社会問題となっており、日印両政府はその解決のため、日本の新幹線システムをベースとした高速鉄道の整備を進めています。

 双日は2022年に本事業の一部であり唯一の総合車両基地となる「サバルマティ総合車両基地建設工事」を受注しており、本工事はこれに続く受注となります。本工事の対象は、ムンバイ~アーメダバード間全線における変電所建設(14ヶ所)、電車線、駅舎や中央指令室への配電システムなどであり、2023年度内の着工を予定しています。本事業は国際協力機構(JICA)がインド政府に対して供与する円借款貸付契約(※)の一部を活用するものです。

 双日は、中期経営計画2023における注力地域にインドを掲げています。今後も優れた高速鉄道システムの展開を通じ、インドの交通基盤整備と経済発展に貢献していきます。

(※)2023年12月に調印された第5期分までの累計契約額約1兆395億円、今後については未定。

【ムンバイ~アーメダバード間高速鉄道路線計画(出典:国際協力機構)】


(ご参考)
関連ニュースリリース】
◆2022年12月2日
『双日、インド(ムンバイ~アーメダバード間)高速鉄道の車両基地建設工事を受注』

https://www.sojitz.com/jp/news/2022/12/20221202.php

【ラーセン・アンド・トゥーブロ社の概要】


インド高速鉄道公社の概要】


【本工事の概要】

配信元企業:双日株式会社

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