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ティグアンに代わる7人乗りSUV

フォルクスワーゲンは、7人乗りSUVとして新型タイロン(Tayron)を2025年に発売予定だ。正式発表を前に、そのデザインが明らかになった。

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タイロンは、従来のティグアン・オールスペースに代わるモデルで、新しいMQBエボ・プラットフォームをベースに剛性向上やサスペンションの改良、48Vマイルドハイブリッド化を図る。

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フォルクスワーゲンタイロン(画像は中国仕様のティグアンLプロ)

今回、中国の規制当局に提出された書類から、タイロン(中国仕様車:ティグアンLプロ)のデザインや仕様の一部が判明した。ボディサイズは全長4735mm、全幅1859mm、全高1682mm、ホイールベース2791mmで、車両重量は1790kgとなっている。

中国向けモデルには2.0L 4気筒ターボガソリンエンジンが搭載され、エントリーグレードで最高出力187ps、上級グレードで220psを発生する。

欧州向けモデルにはプラグインハイブリッド車(PHEV)も用意される。最高出力204psと272psの2種類があり、電気のみの航続距離は100km以上、DC急速充電が可能だという。

欧州ではタイロンとして販売されるが、米国などではティグアンの名が引き続き使用される。生産は、ドイツヴォルフスブルク)、中国(安亭、長春)、メキシコ(プエブラ)の工場で行われる予定だ。


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