株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、1月17日(水)より、今年卒業を迎え、社会の一員として歩み始める若者へ向けた応援企画として「#卒業希望式」を始動します。「#卒業希望式」では、SNSでの誹謗中傷や、理不尽な規則など、“社会に卒業してほしいこと”を全国の若者から募集し、その集まった声を社会へと届けていきます。
 同日には、「#卒業希望式」への参加を呼び掛ける、人気アーティストyamaさん単独出演WebCMのほか、撮影時のメイキング、インタビュー動画を公開します。

 この取組みへの参加が、全国の若者たちにとって、勇気をもって声を上げることで自分自身の気持ちに気づき、自分の上げた声によりみんなが暮らすこの社会が少なからず良い方向へ変化することを感じてもらうきっかけとなればと思い、企画しました。成人を迎え、社会の一員として歩んでいく若者にとって、希望となることを目指します。

  • yamaで、全国の若者たちに“社会に卒業してほしい”ことを問いかける

 「#卒業希望式」は、SNSでかねてより使われていた、やめたいことや、やめてほしいことを指し示す「○○卒業希望」というフレーズに着想を得て生まれた取組みです。

 この取組みでは、若者から絶大な支持を得る人気アーティストyamaさんが、とある学校の放送室から全国の若者たちへ“社会に卒業してほしい“こと問いかけるWebCMの公開を皮切りに、“SNSでの誹謗中傷”や、“理不尽な規則”など、この社会からなくなってほしい=“社会に卒業してほしい”ことを全国の若者から特設サイトにて募集します。

 また、卒業式シーズンである3月には「#卒業希望式」の集大成として、実際に集まった声をもとに、yamaさんによる新楽曲およびMVのお披露目を予定しています。続報は「#卒業希望式」特設サイトからの発信をご確認ください。

#卒業希望式

あなたの声を聞かせてほしい。

18歳。“大人”になったあなたが

この社会から卒業を希望することを。

SNSでの誹謗中傷。

見た目にとらわれた価値観。

女だから、男だから、という偏見。

あなたが声をあげることが、

だれかの勇気になる。

一人ひとりの小さな声が、

社会を変える大きな力になる。

人と人を

声でつないできた私たちは、

声の力を信じてる。

声にしよう。みんなで。docomo

・「#卒業希望式」公式サイト:https://www.docomo.ne.jp/special_contents/sotugyo-kiboushiki/

「#卒業希望式」新WebCMストーリー

 新WebCMは、とある学校の放課後誰も校内に残っていない時間の放送室に一人佇むyamaさんがマイクの音量を上げるところから始まります。yamaさんは放送用マイクに向かい、「君の声を、聞かせてほしい。18歳、大人になった君たちがこの社会から卒業を希望することを。」と美しくも、力強さのこもった声で語りかけます。「SNSでの誹謗中傷。見た目にとらわれた価値観。女だから、男だからという偏見。」など“社会に卒業してほしい”ことの例を挙げながら語りかけ、「一人ひとりは小さな声だって、社会を変える大きな力になる。」と静かながら聞いている人の心に訴えかけ鼓舞するかの様な言葉を投げかけます。「声にしよう。みんなで。」とyamaさんが結ぶとともに、「#卒業希望式」特設サイトのQRコードが現れます。放送室から校内へと響き渡るyamaさんの美声を中心に構成されるこのWebCMは、おそらくこの放送を聞いているであろう全国の若者たちの姿へと想像を誘いながら、yamaさんの心に響く声とこの取組みの静かながら熱い思いを表現します。

■新WebCMタイトル:『卒業希望式』|yama×ドコモ 募集ムービー

■公開日:2024年1月17日(水)

■動画URL:https://youtu.be/-WiM46DuEMk

  • WebCM撮影の様子

マイクを持った瞬間、学校の体育館がライブ会場のさながらの雰囲気に一変!

 「#卒業希望式」のWebCMに登場するのは、若者から絶大な人気を誇るアーティストのyamaさん。寒くてがらんと広い体育館でのグラフィック撮影からスタート。カメラの前でポーズを取るyamaさんは緊張しているのか、ぎこちない様子。しかし、マイクを持ち、yamaさんの楽曲を歌いながら撮影をはじめたところ、雰囲気ががらりと変わりました。誰もいない体育館がまるでライブ会場のように熱を持ちはじめ、カメラマンも勢い付きシャッターを何度も切る撮影となりました。

実際の学校の放送室から、yamaさん緊張のナレーションにチャレンジ!

 撮影現場は、実際のとある学校で行われました。普段、学生たちが使っているという放送室がその舞台。yamaさんは放送室にあるマイクに向かって、静かに語りかけていきます。時々、その長いメッセージがうまく言えず詰まってNGを出すこともあり、マネージャーから「噛んでたね」といじられる微笑ましいシーンも。回数を重ねていくうちに、歌を歌っているときのように、徐々にナレーションにも慣れていったとのこと。ナレーションと歌。まったくの別ものですが、yamaさんの声から発せられる“力”のある言葉に撮影スタッフたちも心を奪われるようなシーンも見られました。

  • yamaさんスペシャルインタビューで全国の若者へエールを送る

Q. 今回の企画のお話を聞いた時の感想を教えてください。

卒業をテーマにということはざっくり事前に聞いてはいたんですが、まさか「卒業希望式」という少し変わった企画で、その発想がすごく面白いなと思いました。

ポジティブにも捉えられるし、新しいことに向かっていくような企画だなと思いました。

Q. 本日の撮影で楽しかったことはありましたか?

学校の放送室に来る機会ってあまりなかったので、すごく新鮮でした。こういう機材なんだなぁって面白いなって思いました。

(ご自身の歌を歌いながらグラフィックを撮影するシーンでは)「カメラの前でポージングしてください」って言われた途端、どうしていいかわからなくなるんですけど、でも歌を歌ってる時は、すごく自然にナチュラルに動けるので、それが良かったのかなと思います。

Q. yamaさんが社会に対して「#卒業希望」することはありますか?

すごく難しい質問ですね。自分自身にも言い聞かせてるんですが……。最近は、表面だけを見て、誰かからの一方的な情報とかそれだけを見て、物事を判断しない方がいいなと思っていて。もっといろいろな視点を持って物事を捉えて欲しいなとも思っています。自分も見ただけで偏見を持たないように、偏った見方をしないようにしたいなと思っています。

例えば何か問題が発生した時に、一方の人だけから話を聞かないとか、相手側の意見もなるべく聞ける状況なら聞くし、それ以外だと例えばニュースとか、いろんな情報を得る時に、一つのメディアに頼らないとか。いろいろ情報を得た上で、信憑性が高いのかどうか、自分にとってフィットするのかというのを、最近は気をつけて、いろいろな情報を得るように気をつけています。

Q. 今回の「#卒業希望」は社会に対して声を上げることを応援する企画ですが、yamaさんが、これまで声を上げて良かったと思うエピソードはありますか?

今まで声を上げるタイプじゃなくて。今でもそんな誰かに向かって、大きな声で訴えかけるようなことをできる人間じゃなくて。でもいつだったか、メジャーデビューしてうまくいかなくなった時に、担当との折り合いも悪くて、それで何か葛藤してる時に普段だったら絶対言わない、言えない性格なんですけど、思い切って電話して「自分はこう考えてます」「こうしたいんです」って意見をすごいぶつけ合った瞬間は、すごく勇気を出してよかったなと思いました。

--その時、一歩踏み出すきっかけは何かあったんですか?

やっぱり周囲の人からのアドバイスや支えがあって「そのままで本当にいいの?」って。自分1人ではずっと悶々としていたと思います。

声を出して自分の意見を言った瞬間から、変わりたいし、もっともっと何か自分の考えていることを伝えるように、伝えられるように変化したいなって思いました。

--今日のCM内のメッセージも、小さくても、その一つの声の力が大きくなるっていうセリフもありましたが、何も言わないまま、やっぱり溜めておくよりは、一言でも何か伝えられる手段があるといいですよね。

普段何も言わない人って、言っても無駄だって思ってる人もいらっしゃると思うんですね。自分がそうなんですけど、思っていたことがあっても、言っても多分無駄なんだろうなとか、あるいはその自分の意見を聞き入れてもらえないだろうなとか、自分の意見なんて……と、自己肯定感が低いがゆえに、なかなか伝えられないっていう人もいると思います。そういう人が声を上げたり、誰かに伝えるのはすごく難しいと思うんですけど、でも少しずつ言ったり、勇気を出して伝えるってことをした時に、その人自身もやっぱ変われるきっかけになると思うので、今回の企画が、そういうきっかけになればいいなと思っています。

Q. 今回のキャンペーンは、若者たちから集まった「#卒業希望」をもとに楽曲を制作すると伺っています。これからできあがる楽曲についての思いですとか、期待、あるいは展望などあれば、ぜひ教えていただけますか?

「卒業希望式」というテーマで、社会に対して卒業したいことがテーマではありますが、割とポジティブにというか、ネガティブなことから卒業したいんだけど、でも作品としてはすごく前向きになれるような音楽ができたらいいなとは思っているので、そこはもちろん気をつけつつ、皆さんからいただいたメッセージを、たくさん自分の中で解釈しながら、良い作品にできたらなと思っています。

Q. 最後にムービーをご覧の皆様にメッセージをお願いします。

今回、「卒業希望式」ということで、皆さんからいろいろな声を上げてくださいと、お願いというか訴えかけていますけれども、普段、声を上げられないとか、誰かに言っても無駄なんじゃないかとか諦めてしまっている人もいると思います。意見を言うことに慣れてないというか。そういう自分のような人こそ、やっぱり少しでも興味を持って、思うことを伝えてくれたらいいなと思っています。そして少しでも背中を押せるような音楽を、自分も作れたらなと思っていますので、引き続きよろしくお願いします。

  • 「#卒業希望式」参加方法

 「#卒業希望式」特設サイトから、音声入力もしくはテキストにてみなさまが考える「#卒業希望」を登録いただけます。登録が完了すると、登録内容がジェネレーターにより「#卒業希望証書」として画像生成され、SNSに投稿することが可能です。

 集まった「#卒業希望」は、3月上旬ごろに公開を予定しています。また、一部の「#卒業希望」は選定の上yamaさんによる新楽曲およびMVに使用されます。

・募集期間:2024年1月17日(水)~2024年2月14日(水)

・参加時の注意事項:楽曲への反映方法については、アーティスト判断となります。

配信元企業:株式会社NTTドコモ

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