●テーブルの主役になる優秀調理家電「Toffy(トフィー) オーバグリルプレート」。実際に使って、見た目だけではない魅力に迫ってみた。

 おうち時間が増えてから、急激に人気が爆発したホットプレート。煙が出なかったり、プレートがたくさんついていたりと多機能なものが増えていますが、機能性だけでなくビジュアルにこだわりたい人も多いですよね。

 そんな人にぴったりなのが、2023年11月に発売された『ラドンナ』の「Toffy(トフィー) オーバグリルプレート」。”オーバルディッシュでそのまま調理ができる”をコンセプトにした調理家電で、テーブルを華やかにしてくれます。

「Toffy オーバルグリルプレート(PALE AQUA)」2万2000円
「Toffy オーバグリルプレート(PALE AQUA)」2万2000円

 カラフルで可愛らしいホットプレートはよく見かけますが、この商品の特徴はなんといっても上質な天然木を使用した台座。これがあるだけで一気におしゃれに見え、使うのが楽しくなります。カラーは「ペールアクア」と「グレージュ」の2色。どちらも落ち着いた雰囲気のダスティーカラーで、どんなインテリアにも馴染みます。

 サイズは約W490×H175×D260mm(ウッドベース、蓋使用時)と、2~3人で使うのがちょうど良さそうな大きさです。

 温度調節はダイヤルを回すだけと簡単で一般的なホットプレートと同じように使えます。保温から230℃まで設定でき、一台で焼く、炒める、煮込む、蒸すなど、さまざまな料理を作れますよ。

 それでは実際に料理を作りながら、魅力を探ってみましょう。

一台で焼く、炒める、煮込む、蒸す料理ができる! 公式レシピの「サーモンソテー」を作ってみた

 まずは、公式レシピに載っていた「サーモンソテー・オレンジソース」を作ってみました。下味をつけたサーモンをこんがりと焼き、調味料を加えてオレンジとレモンディルをのせ、蓋をして蒸し焼きにします。

 蓋をひっくり返してみると、無数の突起がついていました! この突起が、料理をおいしくしてくれるんだとか。加熱すると、食材から出る旨みを含んだ蒸気が突起をつたって水滴となって落ちます。そのおかげで鍋全体に水分が行きわたり、食材の旨みが最大限に引き出されるそうです。

 出来上がったサーモンソテーは、しっとりふわふわ。こんがりと焼き目をつけてしっかりと火を通したにもかかわらず、水分が残っているのがわかります。おしゃれなだけでなく、食材の旨みを引き出す工夫がすごいですね。

パーティー料理にぴったりな「パエリア」にも挑戦

 深さがあるホットプレートは、煮込み料理や蒸し料理など使い方の幅が増えるのが魅力。深さを活かして、食卓がパッと華やぐパエリアにも挑戦してみました。

 シーフードミックスと鶏肉、玉ねぎニンニク、お米を高温で炒めて、市販のパエリアの素と水を入れます。パプリカムール貝などお好みの具材をトッピングし、煮立ったら蓋をして中温で15分ほど煮込みます。「オーバグリルプレート」は、プレートにヒーターを内蔵しているため熱効率が良く、水を入れてから沸騰するまで一瞬でした。

 15分経ったらスイッチを切り、10分ほど蒸らして完成です。

[食楽web]
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 蓋を開けて底から混ぜてみると、香ばしそうなおこげが……! 熱が均一に伝わっていて、端っこも真ん中もムラなく綺麗に炊けています。

 食べている間は蓋をして温度設定を「保温」にしておけば、時間が経ってもアツアツ。最後までおいしい状態で食べられるのはありがたいですよね。

 ご飯ものを調理した後に気になることといえば、お米のこびりつき。調理家電は洗うのが面倒なイメージがありますが、プレートにセラミック塗装を施しているらしく、スポンジでさっと撫でただけで汚れが落ちました。

調査結果

「Toffy(トフィー) オーバグリルプレート」は、見た目の豪華さと機能性の高さを併せ持った優秀調理家電でした。使い方が簡単でお手入れも楽ちん。公式サイトにはレシピが載っているので、料理のレパートリーも広がります。料理好きの人へのプレゼントや引っ越し祝いにも喜ばれそうですね。

(撮影・文◎安達春香)

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