エスパー伊東

「カバンに入る」などの芸で人気を博したタレントのエスパー伊東こと伊東万寿男さんの訃報にX(旧・ツイッター)では、ショックや悲しみの声が広がっている。

 

■苦しい闘病生活の末に死去

16日に死去したことがわかった伊東さんは、ボストンバッグの中に入り込むカバン芸を武器に大ブレーク

チャレンジ芸で失敗しても「ハイーッ」と両手を広げて右足を上げるポーズをとるオチが定番だった伊東さんは2018年に「右変形性股関節症」と診断されて、休業を発表。

19年には、多発性脳梗塞を発症してリハビリのため入院していたが、その費用は生活保護を受給して支払うなど苦しい闘病生活をしていたという。

また、当時から若年性認知症の症状が進行。20年に大流行した新型コロナウイルスによりリハビリが思うようにできず症状が悪化。そのまま回復は見込めず最後は病院で亡くなったと伝えられた。

 

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■驚きと悲しみの声

伊東さんの突然の訃報にXでは「え? 悲しいです…」「エスパー伊東さんマジか…」「ショック過ぎる…」など、驚きと悲しみの声が溢れている。

テレビ番組などで活躍していた姿を見ていたユーザーからは、「敵を作らない人、本当は賢いアピールしない人」とその人柄に触れる人や「キャラが強烈で昭和の良い大道芸人さんでした」「才能が惜しまれます」「あんなに面白い芸人いなかった」と偲ぶ声が多数。

 

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■バラエティ番組での奮闘を懐かしむ声

なかでも、18年に幕を閉じたバラエティ番組『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ)での活躍を懐かしむ声が目立った。

めちゃイケの24時間対抗テレビマジで好きだったんだよね」「24時間テレビに対抗するテレビで息できないほど笑わせてもらったから本当に残念」と『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』(日本テレビ)の裏で行われていたパロディ企画を思い出す人が多く、「めちゃイケ」がトレンド入り。

惨敗を繰り返しながらも自称「高能力者」として、身体を張ったさまざまな芸を披露してきた伊東さん。その姿は多くの人の記憶に深く刻まれ、「めちゃイケも終了して何が残念だったって、24時間対抗テレビが観れなくなるってのが1番残念だったね」との声も上がっている。

 

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■番組共演者も追悼

同番組で共演した“ラップ娘”の小島あやめもXにて追悼。

めちゃイケのときにたくさんお世話になりました。一緒にチッチキチーをやって、一緒に“はい〜”もやりました…。連日エスパーさんと一緒の日もあった気がします。待ち時間もお話ししたりして、とても優しくしていただいて…とても寂しいです」とつづっている。

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■「とても寂しいです」

エスパー伊東さんの訃報受け『めちゃイケ』での奮闘を思い出す声 「昭和の良い大道芸人さん」