2024年2月に東京芸術劇場プレイハウスにて上演される舞台『インヘリタンス-継承-』のトレーラーが解禁となった。また、作者マシューロペスの初来日が決定。2月12日(月・休)13時の上演終了後ポスト・パフォーマンス・トークが開催される。

マシューロペスは、現在46歳。本作でラテン系の作家として初めてトニー賞ベストプレイ賞を受賞し、この春ノン・バイナリー(自分を男性・女性という性別にあてはめない)俳優がトニー賞を受賞して注目を浴びた『お熱いのがお好き』ミュージカル版の脚本、また映画『赤と白とロイヤルブルー』では長編映画初監督・脚本を手掛けている。

舞台『インヘリタンス-継承-』トレイラー

本作は、2015年~18年のNYを舞台に、1980年代エイズ流行初期から3世代にわたるゲイ・コミュニティの人々の愛情、人生、尊厳やHIVをめぐる闘いを描いた作品。オリヴィエ賞4部門、トニー賞4部門受賞の話題作で、今回が日本初演となる。演出は、熊林弘高。出演は、演出家の信頼篤き実力派の福士誠治、今後が期待される感性豊かな田中俊介、正反対の二役を演じる新原泰佑を軸に、柾木玲弥はじめ若手俳優陣が結集。ベテラン勢としては円熟味を増す山路和弘、篠井英介が顔を揃え、名女優 麻実れいが後篇のみ、重要なクライマックスで登場する。