株式会社ヘラルボニーと、株式会社気仙沼ニッティングがコラボレーションした「セーター」と「ミトン」が完成しました。

1月18日(木)より、初のお披露目展示「ヘラルボニーと気仙沼ニッティング。」をTOBICHI東京にて開催します。セーターやミトンの温もりが心地よい季節、色彩鮮やかでわくわくする作品がならびます。

■企画が始まった背景は…

へラルボニーと、手編みのニットブランド「気仙沼ニッティング」が初めて出会ったのは、2023年3月のことでした。

「異彩を、放て。」をミッションに掲げるへラルボニーのコンセプトに深く共感いただいた気仙沼ニッティングの御手洗瑞子さんが、お声をかけて下さったことがきっかけです。気仙沼ニッティングは、宮城県気仙沼市を拠点に、編み手さんたちが一着ずつ丁寧に手編みで編んだセーターやカーディガンなどを届けています。2011年の東日本大震災後、はたらく人が誇りを持てる仕事をつくり、地域に根ざした産業を育てていこうとスタートしました。

へラルボニーの代表を務める松田崇弥と文登の2人も、作り手を大切にする気仙沼ニッティングのあり方に深く共感し、互いに共鳴し合った2社が出会い、コラボレーションが実現しました。

作家と、編み手。

それぞれ表現し創り出す者同士の出会いから生まれた、ニットとアートのコラボレーションを、ぜひご覧下さい。

■ヘラルボニー× 気仙沼ニッティング セーター

へラルボニーのメンバーは、気仙沼ニッティングのセーターを見て言いました。

「作家の河合由美子さんなら、このセーターに素敵な刺繍ができるはず・・!」

そうしてできたセーターがこちらです。


刺繍:河合由美子(やまなみ工房)|セーター:気仙沼ニッティング

河合由美子(やまなみ工房)

刺繍:河合由美子(やまなみ工房)

河合由美子(やまなみ工房)

1979年生まれ 滋賀県在住 

1997年から『やまなみ工房』に所属 彼女の刺繍は「まる」で構成されている。布に円を描きおおよその数と配置を定めると、針を通し、出発地点から斜めに返る独特の縫い方で輪郭をかたどっていく。複数の「まる」は同時進行で進められるが、縫い込みの多さはそれぞれ異なり、一枚の中にも多様な表情を持つ「まる」が生まれる。何層にも円を描き縫い重ねるうち、力によって収縮され平面だった「まる」は山のように隆起し、立体感と重厚感のある作品に仕上がる。


気仙沼ニッティング
セーター編み手:みわさん 

みわさんが編み物を始めたのは、まだ小さな子どものころ。親戚のお姉さんにあこがれて、編み物をはじめたそうです。セーターは気仙沼ニッティングの「Me」というシリーズ。3種類の羊毛をブレンドしたオリジナルの毛糸でつくられています。


■販売について

セーターは抽選販売を行います

東京・盛岡・気仙沼と展示巡回するため、抽選結果のお知らせは全会期が終了した4月上旬頃の予定です。

【抽選応募期間】

2024年1月18日(木)11:00~2024年3月30日(土)17:00 迄

【応募フォーム】

https://zfrmz.jp/ndUKrvHf9nIpguxipJNn

【アイテム詳細】

価格:605,000円(税込)/ 送料込

数量:限定1着

販売方法:抽選にて当選した方、1名様

詳細ページ:https://store.heralbony.jp/products/kesen-numa-knitting-knit

※詳細ページ1/18に公開

■ヘラルボニー× 気仙沼ニッティング ミトン

気仙沼ニッティングのメンバーは、へラルボニーの作品を見て言いました。

「伊賀敢男留さんのミトンの絵、気仙沼ニッティングの編み手が本物のミトンにできるはず・・!」



原画:伊賀 敢男留|ミトン:気仙沼ニッティング
■販売について

各展示会場での販売に加え、後日気仙沼ニッティングのウェブサイトからもご注文できるようになる予定です。

価格:69,300円(税込)


作家:伊賀 敢男留

原画:「てぶくろ」

伊賀 敢男留

2015年にアールブリュット立川に出展したことをきっかけに毎年作品を発表している。色鉛筆パステル絵の具と様々な画材を横断的に駆使するが、絵の具ではペインティングナイフを好んで使う。近年は抽象画に加えて具象画(静物画)を描くようになった。絵を描く傍ら20年間チェロを習っており、音楽を奏でる彼の真剣な眼差しが印象的である。会話は苦手だが好奇心が旺盛で、何事にも意欲的に取り組んでいる。HERALBONY2023キービジュアルモデルのひとり。



気仙沼ニッティング
ミトン編み手:のりこさん

編み手ののりこさんが、伊賀さんのミトンの絵をみながら図面を描き、まずはひとつめのミトンを編み上げました。

カラフルなデザインを再現するために試行錯誤を重ね、夢中で編み上げました。


制作の様子

何度も試行錯誤を重ねました


■東京・盛岡・気仙沼にて巡回展示

ヘラルボニーの契約作家と、気仙沼ニッティングの編み手のコラボレーションから生まれた、セーターとミトンのお披露目展示を、東京・盛岡・気仙沼で開催します。

「ヘラルボニーと気仙沼ニッティング。」

TOBICHI東京

会期:2024年1月18日(木)~2024年1月28日(日)

住所:〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3丁目18−18 ほぼ日神田ビル 1F

時間:11:00~19:00

URL:https://www.1101.com/tobichi/tokyo/

HERALBONY GALLERY

会期:2024年2月10日(土)~3月3日(日)

住所:岩手県盛岡市開運橋通2-38 @HOMEDELUXビル4F

開廊日:土日祝

時間:11:00~17:00

URL:https://store.heralbony.jp/pages/heralbonygallery-iwate

気仙沼ニッティング本店「メモリーズ」

会期:2024年3月9日(土)~30日(土)

住所:宮城県気仙沼市柏崎1-12

営業:毎週土曜 / 11:00~17:00

URL:https://www.knitting.co.jp/

※HERALBONY GALLERY、気仙沼ニッティング本店での展示詳細は追って各HPより告知します。

■展示作品 一部ご紹介


「くつ下」

「冬の植物(2)」

ミトンの原画のほか、色鉛筆で描かれた楽しそうな風合いの原画を展示販売いたします。



「まる」

「まる」

刺繍を施したセーターのほか、大小さまざまな刺繍作品を展示いたします(一部販売可)

■ヘラルボニーと気仙沼ニッティング、通常商品も一部販売。

会場ではヘラルボニーと気仙沼ニッティング、それぞれの商品も販売いたします。

合わせてお楽しみください。

TOBICHI東京でのお取り扱い商品については、

 店舗に直接、お問い合わせください。

 TEL:03-5422-3805(営業時間:11:00-19:00)


【株式会社 気仙沼ニッティング】

宮城県気仙沼市を拠点にする手編みニットのブランド。2012年にプロジェクトとしてスタート、2013年に法人化。東日本大震災後の気仙沼で、はたらく人が誇りを持てる仕事をつくり、地域に根ざした産業を育てていこうとはじまりました。港町であった気仙沼では、かつて漁師文化としての編み物が盛んで、遠洋漁業の漁師たちが船上でセーターを編んでいたとも言われます。そうした文化を背景に、地域の編み物上手な人たちが、練習を経てプロの職人となり、高品質な手編みのニットを編んでいます。上質な素材とモダンなデザイン、そして質の高い職人仕事による手編みのニットは、世界中の人によろこばれています。

【株式会社ヘラルボニー概要】

ヘラルボニーは、「異彩を、放て。」をミッションに掲げる福祉実験カンパニーです。国内外の主に知的障害のある作家の描く2,000点以上のアートデータのライセンスを管理し、さまざまなビジネスへ展開しています。支援ではなく対等なビジネスパートナーとして、作家の意思を尊重しながらプロジェクトを進行し、正当なロイヤリティを支払う仕組みを構築しています。ライフスタイルブランド「HERALBONY」のほか、商品や空間の企画プロデュース、取り組みを正しく届けるクリエイティブ制作や社員研修プログラムなどを通じて企業のDE&I推進に伴走するアカウント事業、あたらしい"常識"に挑戦する盛岡のアートギャラリー「HERALBONY GALLERY」の運営を行うアート事業など、多角的に事業を展開。さまざまな形で「異彩」を社会に送り届けることで、「障害」のイメージを変え、80億人の異彩がありのままに生きる社会の実現を目指しています。

会社名:株式会社ヘラルボニー / HERALBONY Co.,Ltd.

所在地:岩手県盛岡市開運橋通2-38

代表者:松田 崇弥、松田 文登

コーポレートサイト:https://www.heralbony.jp

ブランドサイト:https://store.heralbony.jp/

配信元企業:株式会社ヘラルボニー

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