土屋太鳳が主演、佐久間大介(Snow Man)、金子ノブアキらが出演する映画「マッチング」(2月23日[金]に全国公開)。同作の完成披露試写会が都内にて行われ、土屋、佐久間、金子のほか、杉本哲太、斉藤由貴、内田英治監督が出席した。
【写真】何か話すたびに顔を見合わせてニコニコ…ベストマッチングの佐久間大介と土屋太鳳
■マッチングアプリをテーマにした新感覚サスペンス・スリラー
本作は、Netflixオリジナルドラマ「全裸監督」(2019年)、映画「ミッドナイトスワン」(2020年)などを手がけた内田氏が原作・脚本・監督を務める新感覚サスペンス・スリラー。マッチングアプリによって増えた“出会い”の裏に仕掛けられた恐怖を完全オリジナルで描く。
土屋が仕事は充実しているものの、恋愛には奥手なウエディングプランナー・唯島輪花を、佐久間が輪花とアプリでマッチングする“狂気のストーカー”永山吐夢を、金子が輪花に思いを寄せるマッチングアプリ運営会社のプログラマー・影山剛を演じ、杉本、斉藤のほか、片山萌美、真飛聖、後藤剛範、片岡礼子らも出演する。
■「作品が暗めなので、この時間は明るめに！」
登壇した土屋は「ごあいさつをさせていただく前に、激しい揺れによって大変な状況にいらっしゃる方々にお見舞いを申し上げるとともに、心を寄せたいと思います。この作品は命をテーマにした作品です。たくさんの方々と力をあわせて全力で取り組みました。どうか受け取ってください。本日はよろしくお願いします」とあいさつ。
続く佐久間も、「本当に待ちに待ったというか、やっぱり来てくださってる皆さんもずっと待っていた作品でもありますし、僕たちもこうやって皆さんに見ていただくのをずっとずっと待っていたのですっごく楽しみですね。作品自体が結構暗めなので、この時間は明るめに行こうと思います！」と意気込んだ。
金子は「撮影が一昨年になるのかな？ ついにお披露目できるということで本当に我々もうれしく思っております」と喜びをあらわに。斉藤も「すごく言いたいことは山ほどあるんですけども、なかなか言えない状態ですので…。サスペンスミステリーと言われてますけど、私はシンプルにとても感動しました。ぜひ皆さん楽しんでいただければと思います」と話し、内田監督は「確かにダークな作品なんですけど、現場では皆さん、主に明るい方がそろったんで(笑)。明るくダークな作品を作らせていただきました」と期待をあおった。
■佐久間大介、運命的な出会いは「やっぱりSnow Manのメンバー」
続いて、マッチングアプリでの出会いが起点の作品ということで、それぞれが運命的な出会いのエピソードを披露。
土屋は、映画「シザーハンズ」との出会いをあげ、「小学3年生の時にテレビで見て衝撃を受けすぎて…。大切な人を守りたいのに、助けようとすればするほど好きな女性を切ってしまうシーンがあるんです。それを見て号泣してしまって。自分はこんなお仕事に就けないとも思ったし、あ、今してるんですけど(笑)、それだけ衝撃を受けて、お芝居というものはこれだけ人の心を動かすんだなと。なので、いろいろな役をやらせていただく時も、毎回思い出しています」と女優としてのベースものぞかせた。
続く佐久間は「やっぱりSnow Manのメンバーですね」とコメント。「一番ここかなって感じですね。元々6人で活動していて、今9人になってデビューしてとかいろいろありますけど、やっぱりこう6人の時代も9人の今も全部がSnow Manなのかなっていうのはすごい感じているというか。メンバーがいてくれるから頑張れてるなって気持ちはすごいあるので。いまだにお互いに支え合いながら楽しく過ごしてます」と感慨深げに話していた。
■マッチングアプリのプロフィールを披露し大盛り上がり
イベント内では、映画の内容にちなみ、登壇者がそれぞれ自分のマッチングアプリ用プロフィールを事前に作成して紹介。会場にいる観客とのマッチング度をはかるコーナーが実施された。
観客はマッチしたい場合はピンクのうちわを、そうではない場合は水色のうちわを振って意思表示を行うルールで進められ、大盛り上がりを見せた。
アクティブでアウトドア派な土屋のプロフィールに多くのピンクのうちわが振られ、「うれしい～！」と笑顔を見せていた。続く佐久間は「しっかりマッチングしてやろうと思って、しっかり書きまして」と内容を詰め込んだプロフィールを披露。すると土屋は「これかっこよくないですか？ 『車の運転をするのが好きなので、どこでも迎えにいきますし、どこでも連れていきます』めちゃくちゃ良くないですか？」と大絶賛。
これを受け、佐久間は「もしマッチした方がいらっしゃったら、どこでも連れていきます。…ちょっとかっこつけちゃったな」と言いながら天を仰ぐも、会場からは大きな歓声があがっていた。さらに、最後に「2月23日に公開する『マッチング』という映画を見たいなと思ってるんで、行ってくれる方、募集してます」としっかり宣伝を入れ、金子から「さすがだね」と褒められ、笑顔を見せていた。
しかしながら、会場のマッチング率はピンク一色とはならず。「青、青、青、何人かいるな、青」と指をさして指摘をし「青をあげている人以外、一緒にどっか行こうね。今青あげている人は後で裏来い、お説教だな(笑)」とコメントし、共演者と会場の笑いを誘っていた。
続く金子のプロフィールは、佐久間とは対照的にシンプル。「正直、佐久間くんのを見てやっちまったと思っていたんですよ」と本音を漏らし、土屋からは「新入社員のプロフィールみたい(笑)」とツッコまれるも、演説風のゴリ押しで会場にアピールし、多くのピンクうちわを獲得。佐久間は「確実に俺より多いな…？」と複雑そうな表情を見せていた。
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