バーミンガム・シティのMF三好康児が劇的な決勝ゴールをマークした。

バーミンガムは16日、ハル・シティとのFAカップ3回戦再試合をホームで行い、2-1で勝利を収めた。

12分に先制を許したものの、途中出場ジェイスタンスフィールドのゴールで66分に同点に。そして迎えた後半アディショナルタイム3分、同じく途中出場の三好が値千金のゴールを挙げる。

バーミンガムは右サイドでの組み立て中に一度は失うものの、すぐさまプレスをかけて奪い返し、右深い位置へボールが出る。スタンスフィールドが追い付き、グラウンダーで折り返すと、ニアへ入った三好が右足で合わせる。一度目のシュートは当たり損なったものの、こぼれ球を自ら蹴り込み、チームを勝利へ導いた。

63分の5枚替えが的中したトニー・モーブレー監督は、イギリスBBC』にて「前半のプレーは求めていた激しさが足りなかったが、チームの半数を交代したことで、チームに必要な力を与えることができた」と、交代選手が活力を与えてくれたと評価した。

三好の劇的弾で勝利したバーミンガムは、27日の4回戦でレスター・シティと対戦する。