3月15日(金) より全国6都市で開催される『TBSドキュメンタリー映画祭2024』の予告編とキービジュアルが公開された。

第4回の開催となる今回は、人種や戦争、社会問題など現代を取り巻く重要なテーマを考える今だから見るべき作品を選んだ「ソーシャル・セレクション」、家族の形や身体的な障がいなど、多様な生き方や新たな価値観を見出せる作品を選んだ「ライフ・セレクション」、視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚など、感覚を司る表現者たちやテーマを通して新たな感性に出会える作品を選んだ「カルチャー・セレクション」と、3つのテーマに沿って選出された15作品が上映される。

公開された予告編では、2023年3月に逝去した音楽家坂本龍一による社会発信の歩みを描いた『坂本龍一 WAR AND PEACE 教授が遺した言葉たち』や、劇場公開された『戦場記者』の須賀川拓監督が過激派組織イスラム国の“いま”を追いかけた最新作『BORDER 戦場記者×イスラム国』など、本映画祭で上映される全15作品をダイジェストで見ることができる。

また、本映画祭発足時にはアンバサダーを、現在はブランド「TBS DOCS」全体のチェアマンを務める太田光爆笑問題)のコメントが到着。2024年の開催に向けて「“本気の人間は面白い”とあるぐらい、生々しい人間の色んな生き様というのはすさまじい。描かれている内容も、作品によって全然違う。人間を生々しく描くっていうのは、それだけ後にも残る。何か忘れられなくて、ずっと頭の中には残っていたりする。そういうものを観れるのが、TBSドキュメンタリー映画祭の素晴らしいところです」とコメントしている。

そして、2021年の映画祭発足以来、毎年中東に関わる問題作をエントリーし続けるジャーナリスト、須賀川監督(現在は、TBS系報道番組『NEWS23』専属ジャーナリスト)の作品を例にあげ、「パレスチナイスラム組織ハマスイスラエルの衝突によって注目を浴びたように世間一般的にはなっているが、今までも継続的に須賀川さんがレポートをしている作品を観てきた我々はずっと観察することができた。そういう意味では、凄く意義があると思います」と、本映画祭の意義についても語っている。

『TBSドキュメンタリー映画祭2024』本予告

『TBSドキュメンタリー映画祭2024』60秒予告

<イベント情報>
『TBSドキュメンタリー映画祭2024』

3月15日(金) より東京、大阪、京都、名古屋、福岡、札幌で順次開催

『TBSドキュメンタリー映画祭2024』キービジュアル

東京3月15日(金)~28日(木) ヒューマントラストシネマ渋谷
大阪3月22日(金)~4月4日(木) シネ・リーブル梅田
愛知3月22日(金)~4月4日(木) センチュリーシネマ
京都3月22日(金)~4月4日(木) アップリンク京都
福岡3月29日(金)~4月11日(木) キノシネマ天神
札幌3月30日(土)~4月11日(木) シアターキノ

公式サイト:
https://www.tbs.co.jp/TBSDOCS_eigasai/

(C)TBS

太田光(爆笑問題)