俳優、モデルの生見愛瑠が4年ぶりに開催された「エイベックス・マネジメントエージェンシー2024新春参拝&晴れ着お披露目会」(1月10日、東京・花園神社)に、大原優乃浅川梨奈、福山絢水、古田愛理、高石あかり、花音、上坂樹里、平美乃理と出席した。

【写真】売れっ子となっためるるだが、取材では4年前と変わらず楽しそうに話してくれた

「今年は明るくいきたかったので、白の振り袖にしました。ちょっと大人っぽさも欲しかったのでゴールドが入っているものを選ばせていただきました。お気に入りです」という振り袖姿を披露し、2024年の抱負を「記憶」と絵馬に書いて「皆さんの記憶に残る1年になってほしいですし、自分自身の記憶に残る1年にしたい。そして、単純に記憶力を上げたいという思いで書かせてもらいました」と語った生見。お披露目会の後にインタビューを行い、初参加の4年前からの活躍ぶりや2024年の活動についても語ってもらった。

■4年で激変「年々楽しくなってます」

――生見さんが初めて参加した4年前の晴れ着お披露目会でもお話を伺ったのですが、あの時に「すぐに売れて、取材させていただけなくなっちゃうかもしれないですね」と冗談で話していたら、本当にすぐにテレビや雑誌で引っ張りだこに。4年間でだいぶ環境が変わりましたね。

いやいやいや、やめてください(笑)。また取材していただいてうれしいです。でも、だいぶ変わりましたよね。お仕事も含めて、年々楽しくなってます。あの時に絵馬に書いた目標(渋谷ジャック)を思い返すと、自分もちょっとだけ大人になったのかなと思います。

――今日の晴れ着お披露目会ではセンターでしたね。

緊張しました。でも、こういう会はなかなかなかったから「自分も今年1年お仕事を頑張ろう」と思えるし、皆さんとお会いできる機会ってなかなかなくて。同じ事務所のメンバーとも、初めてお会いした方もいたし、お久しぶりの方もいたし、こういう機会はやっぱりうれしいなと思いました。

■「この1年深かったな」って記憶に残る活動をしていきたい

――今年の絵馬に書いたのは「記憶」でした。

今年は、本格的に始めさせていただいた演技を頑張りたい年にしたいなと思っているので、やっぱり映像で記憶に残していただきたいなっていうのと、バラエティーもそうなんですけど、自分の中で頑張りたいと思ったことが評価につながるとすごくうれしいので、そういう記憶に残っていただけたらなって思いますね。

それと、自分としても丁寧に過ごしていきたい1年なので、「この1年深かったな」って、後で思い返した時に記憶に残る活動をしていきたいです。

あとは普通にせりふを覚えるのが…(笑)。ちょっとずつ慣れてきたんですけど、やっぱり皆さんはすごいな、女優さんってすごいなって思うくらい記憶力が欲しいと思うから、普通に“記憶力が欲しい”なと思って書きました。

――年末のバラエティー番組でガッツリとカンペを読んで「女優だからってカンペ読んじゃ駄目」ってツッコまれていましたね。

「ウチのガヤがすみません!」(日本テレビ系)ですね。そうなんですけど、バラエティーは台本を見ないので、ちょっとやらかしました(笑)。

■自分がしたいと思うことをしたいので3つを続けていきたい

――モデルやバラエティーは変わらず続けながら演技のお仕事も増えてきて、2023年は「第46回日本アカデミー賞」で新人俳優賞を受賞するなど俳優としても大活躍です。

モデル、女優、バラエティーって3個やるのは結構きついかなって思っていたんですけど、やってみたら意外と違って、ドラマだと撮影期間が3カ月以上あるじゃないですか。それが毎日お芝居だと行き詰まっちゃう時もあるんです。でも、バラエティーやモデルのお仕事で“自分に戻れる”タイミングがあるというか。ホームに帰れている気がして、今は全然行き詰まらずに楽しくできています。

――ファンの人たちも俳優はもちろん、モデル、バラエティーでの生見さんを今後も見たいと思っています。

そうですね。だから、私は本当に皆さんが“これをしてほしい”っていうのに応えるのもそうだけど、自分がしたいなと思うことをしたい人なので、今はその3つ(俳優、モデル、バラエティー)を続けていきたいです。

■演じる役柄で悩むことも

――晴れ着お披露目会の中で、「昨年は焦っていた」というコメントがありました。

去年は焦っていた1年で、「もったいないな」と思えるくらい1年が3カ月くらいに感じたんです。なので、今年は演技やバラエティー、モデルなどやりたいことに全力で取り組んで、記憶に残る1年にしたいです。

――「やりたい演技の仕事と気持ちが合わず、焦ったまま取り組んでしまった」ともコメントされていましたが、忙しすぎたというのは?

忙しすぎというのは全然なくて、忙しさには耐えれるタイプなんです。でも、やっぱり役どころが去年は殺人犯だったりとか、結構自分の中で難しいなって思って、どうしようって悩んだ時期があったんです。

役とかあまり引きずらないんですけど引きずっちゃったりしたので、「あれ? なんか自分じゃないな」って思ったりした期間があったから、それを今年はもうちょっと“現場に慣れたい”なっていうか、そういうのを見つけたらいいなって思っています。

――そんな中で目標は?

去年はドラマにたくさん出させていただいたので、今後はもっと映画に挑戦したいなって思っています。

――俳優の中には「映画の方が役に向き合う時間がある」という方もいらっしゃいます。

そうなんですか? でも映画はやっぱり1年後公開とか、撮影期間が(ドラマより)短かったりするので、違いはありますね。私はドラマ出演の方が多くて、絆が深まるものが多かったので、映画でもそういう気持ちになれるように、いろいろな作品に携わりたいですね。

名古屋めしは「落ち着く」

――今年のお正月は休めましたか?

今年のお正月は休みました。でも、実家に帰省しましたね。楽しかったです。初詣に家族と行ったりしながら、ゆったりと過ごしました。味噌カツを食べて、手羽先を食べて、名古屋飯をめちゃめちゃ食べました(笑)。

――やっぱり地元グルメはいいものですね。

落ち着きますね。やっぱり東京で食べる味噌カツもおいしいですけど、名古屋で食べるのがめっちゃおいしいなと思います。

一人旅ができる人になりたい

――晴れ着お披露目会で「ラーメン好きに気付いたので、今年は“週1ラーメン”を目指す」とコメントされていましたが、他に挑戦したいことはありますか?

私は趣味がなくて、本当にインドアなので旅行に行きたいです。一人旅行とかみんなしているので、いろいろ話を聞いているとしたいなと思って。「ちょっと空き時間ができたから一人でどこか行こう」とかできる人間になりたいです。

――では、最後に読者に向けてメッセージをお願いします。

今年は、去年以上に皆さんの目に触れられるように、自分自身も満足できるように、お仕事もプライベートも充実して頑張りたいと思っていますので、今年も応援よろしくお願いします。

※高石あかりの高は正しくは「はしご高」

「エイベックス晴れ着撮影会」で生見愛瑠にインタビュー/撮影:大野代樹