タカアンドトシが司会を務めるバラエティ番組『もしもシミュレーションバラエティー お試しかっ!』(テレビ朝日系)が、26日の放送を最後に終了する。これは、リニューアルを目的とした終了ではなく、改編の一貫。後番組について、同局は「未定」としている。

 同番組は、2008年4月に前身番組『快感MAP』がリニューアルした形で深夜帯にスタート。10年3月にゴールデンタイムへ進出し、12年には平均視聴率20%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を超える人気番組へ成長。だが、昨年に入ってからは1ケタが続き、日本の“奇祭”をテーマにした12月1日の放送では、4.3%まで落ち込んだ。

「かつて、毎週のように放送されていた人気コーナー帰れま10』のマンネリ化は大きい。最近は新企画にもチャレンジしていたが、どれも定着するに至らなかった。また、おととし10月から、裏番組で『有吉ゼミ』(日本テレビ系)がスタート。それまで『お試しかっ!』に頻繁に出演していた有吉弘行が出なくなり、同時に視聴者も『有吉ゼミ』に取られてしまいました」(芸能ライター

 テレビ朝日といえば、2013年の年間視聴率でゴールデン、プライムともに首位となり、2冠を達成。『お試しかっ!』や『いきなり!黄金伝説。』といった看板番組を武器に、「バラエティでは負けなし」とまでいわれた。

 しかし、昨年に入った途端に失速。ゴールデン、プライムともに他局に抜かれてしまった。これに慌てたテレビ朝日は、昨年4月に大改編を実施。3年続いた『トリハダ(秘)スクープ映像100科ジテン』を終了させ、『林修の今でしょ!講座』をスタートさせたほか、『ビートたけしのTVタックル』を23時台へ移し、『ここがポイント!!池上彰解説塾』を差し込んだ。その結果、両新番組ともに2ケタをキープ。特に『ここがポイント!!池上彰解説塾』は、たびたび14%台を叩き出している。

「昨春の改編の効果が出ましたから、今後も1ケタが目立つ番組は終了させていく意向のようです。そうなると、次は“歌ウマ”企画がマンネリ気味の『関ジャニの仕分け∞』あたりが危ないですね。昨年10月に放送された“歌ウマ”企画も、6.7%と振るいませんでしたから」(同)

 昨年は、全日、ゴールデン、プライムともに日本テレビのひとり勝ちとなったテレビ業界。テレビ朝日は、これに追いつくことができるだろうか?

テレビ朝日『もしものシミュレーションバラエティー お試しかっ!』公式サイトより