マルセイユに所属するブラジル代表DFレナン・ロディが、アル・ヒラル(サウジアラビア)に移籍することが決定した。17日、両クラブが発表している。

 発表によると、ロディはアル・ヒラルと2027年6月30日までとなる3年半契約を締結し、背番号は「6」に決定。なお、移籍金は明らかになっていないが、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍形態は移籍金2000万ユーロ(約32億円)での買い取り義務が付随するレンタル移籍になったという。

 現在25歳のロディは母国のアトレチコ・パラナエンセでキャリアをスタートさせ、2019年夏にアトレティコ・マドリードへと完全移籍で加入した。同クラブでは通算118試合の出場で6ゴール10アシストを記録。2022年8月にはノッティンガム・フォレストへとレンタル移籍し、公式戦32試合の出場で1ゴール1アシストを記録した。

 レンタル移籍には買い取りオプションも付随していたものの、ノッティンガム・フォレストがこれを行使せず、ロディは昨夏にアトレティコ・マドリードに復帰。しかし、そのままマルセイユに完全移籍し、ここまで公式戦23試合に出場するなど、主力として活躍していたが、今シーズンの後半戦からサウジ・プロフェッショナルリーグSPL)でプレーすることになった。

アル・ヒラルへの移籍が決定したロディ [写真]=Getty Images