アフリカ・ネーションズカップ(CAN)2023のグループステージ第1節が終了した。

コートジボワールで開催中の今大会は24チームが6グループに分かれ、グループ上位2チーム、グループ3位の上位4チームが決勝トーナメントに進出するレギュレーションとなっている。

グループAでは開催国のコートジボワールギニアビサウとの開幕戦に2-0の勝利。セコ・フォファナの開始早々の先制点で流れを掴んでそのまま押し切る快勝スタートとなった。その開催国と共に突破の本命に挙がるナイジェリアはエースのオシムヘンがゴールを挙げたが、格下の赤道ギニア相手にまさかの1-1のドロースタートとなった。

大会最多優勝国のエジプトガーナが同居するグループBではその2強が勝ち点を取りこぼす波乱の初戦に。モザンビークと対戦したエジプトは開始早々に先制に成功したが、後半序盤の連続失点で逆転を許す。その後、後半アディショナルタイム7分にサラーが決めたPKによる同点ゴールで辛くもドローに持ち込んだ。一方のガーナカーボベルデ相手に後半アディショナルタイムに勝ち越しゴールを奪われ、まさかの1-2の敗戦スタートとなった。

グループCでは大会連覇を目指すセネガルが20歳の新鋭MFカマラの2ゴールなどでガンビアに3-0の快勝スタート。同じく本命に挙がるカメルーンギニア相手に勝ち切れず、1-1のドロースタートとなった。

グループDでは優勝候補に挙がるアルジェリアアンゴラ相手に1-1のドロースタートとなったなか、ブルキナファソモーリタニア相手に後半アディショナルタイムの劇的ゴールによって1-0で勝利。本命を抑えてグループ首位に立つ。

グループEは好タレントを擁するマリが、南アフリカを相手にレアル・ソシエダDFアマリ・トラオレらのゴールで2-0の快勝。一方、北アフリカの強豪であるチュニジアナミビア相手に後半終盤の失点によって0-1の敗戦を喫している。

グループFではカタールワールドカップ(W杯)でアフリカ勢史上初のベスト4進出を成し遂げたモロッコが、サイス、ウナイ、エン=ネシリとW杯でも活躍した主力のゴールによってタンザニアに3-0の快勝。DRコンゴvsザンビアは1-1のドロー決着となった。

グループA
コートジボワール 2-0 ギニアビサウ
ナイジェリア 1-1 赤道ギニア

グループB
エジプト 2-2 モザンビーク
ガーナ 1-2 カーボベルデ

グループC
セネガル 3-0 ガンビア
カメルーン 1-1 ギニア

◆グループD
アルジェリア 1-1 アンゴラ
ブルキナファソ 1-0 モーリタニア

◆グループE
チュニジア 0-1 ナミビア
マリ 2-0 南アフリカ

◆グループF
モロッコ 3-0 タンザニア
DRコンゴ 1-1 ザンビア