レアル・ソシエダは18日、ウニオン・ベルリンからスリナム代表FWシェラルド・ベッカーを完全移籍で獲得したことを発表した。

 発表によると、契約期間は2026年6月30日までとなる2年半契約で、背番号は「11」に決定。なお、移籍金は明らかになっていないが、ドイツ紙『ビルト』によると、500万ユーロ(約8億円)で両クラブは合意したという。

 1995年2月9日生まれで現在28歳のベッカーは、前線のあらゆるポジションでプレー可能なスピードを武器とするアタッカー。アヤックスの下部組織出身でトップチームでの出場機会がないまま、2016年8月にADOデン・ハーグに完全移籍し、2019年7月にウニオン・ベルリンに加入した。今シーズンはここまで公式戦18試合出場で3ゴール2アシストを記録するなど、通算では140試合出場で24ゴール26アシストを記録していた。

レアル・ソシエダ移籍が決定したベッカー [写真]=Getty Images