バルセロナチャビエルナンデス監督が格下相手の逆転劇を振り返った。スペイン『スポルト』が伝えた。

コパ・デル・レイ3回戦で4部のバルバストロを破っていたバルセロナは、18日のラウンド16で3部のウニオニスタスと対戦。直近のスーペル・コパではレアル・マドリー相手に1-4の惨敗を喫しており、そこからのバウンスバックを図った。

バルセロナビジャレアルを倒して勝ち上がってきた相手に不覚を取り、31分にまさかの失点。それでもFWフェラン・トーレスの独走弾で前半のうちに追いつくと、後半にはDFジュール・クンデとDFアレハンドロ・バルデの強烈なシュートが決まり、3-1の勝利を手にした。

ここ最近の低調ぶりから風当たりが強まっていたチャビ監督は決して逃してはならなかった白星に安堵。コーチングスタッフを含むチーム全員の仕事ぶりを称えた。

「良い感触があった。我々にとっての一歩前進だった。選手たちは一歩前進した」

その一方で改善点にも言及。失点シーンを含めた守備面の課題を指摘した。

「彼ら(ウニオスタス)のゴールは素晴らしかった。ああいったカウンター攻撃を止められないことが心配だ。我々のプレーぶりからすれば、相手が何も生み出さないことは不可能。我々はそういったカウンター攻撃をもっと抑え込まなければならない。特定のシチュエーションにおいて、彼らは我々に勝っていた」

チームのメンタリティにも触れ、後半の戦いができればこのまま上昇していけるはずだと希望も口にしている。

「今日は勇気と魂で彼らに対抗する日だった。そこはおおむね達成できたと思う」

「後半のように相手に何も与えなければ、我々は上に上がっていくだろう」