1月28日(日)に東京・有明アリーナからABEMA PPV ONLINE LIVEにて国内独占生中継される、アジア最大級の格闘技団体ONE Championship(以下、ONE)の日本大会「ONE 165:スーパーレックvs.武尊」開催に先立ち、第7代Bellator世界バンタム級王者で、2023年大晦日の「RIZIN.45」で初代フライ級王座に輝き、RIZIN史上初の2階級制覇した堀口恭司選手のインタビュー動画が、ABEMA格闘チャンネル公式YouTubeにて公開された。

【写真】国内独占生中継される「ONE 165:スーパーレックvs.武尊」

■「武尊選手と、なかなか交流はない」

まずは「武尊選手と交流はある?」と聞くと、堀口選手は「業界も違うし、自分はふだんアメリカにいるので、なかなか交流はない。選手同士で連絡を取って、『大丈夫?』とか言うのもどうなんだろう?と思うし……」と明かした上で、「武尊選手の映像を見ていると、心が弱いのかな?と思うところが多々ある。『どうにかなるでしょ』と常に心に持って、『なるようになる』と思えばいいんじゃないか。気にしすぎないでほしいというか」とのメッセージを受けて、スタッフが「堀口さんっぽいですね」とこぼすと、堀口選手は豪快な笑い声をあげる。

スーパーレック選手については、「強い選手だと思うけど、体重をあまり作ってこないですよね。何、やっとんじゃい!っていう(笑)」と評価した上で、試合展開を「武尊くんはガチャガチャ攻めていくタイプで、スーパーレックはひじやひざが多い。でも、今回はキックルールなので、あまり役に立たないのでは?」と指摘し、「武尊くんが有利なのかなと思います」と予想する。

続けて、「スーパーレックは蹴りが重いので、そこをどうやってくずしていくか。武尊選手のいつもどおりのバチバチな試合を見たいと思ってます」と期待を寄せた。

青木真也選手とセージ・ノースカット選手の一戦において

また、青木真也選手とセージ・ノースカット選手の一戦においても勝敗を予想し、記者会見で青木選手が「今回が最後だと思います」と進退をにおわせる発言をしたことに対し、堀口選手は「日本を代表する選手であこがれているから、さびしさがある」と率直な心境を明かす。

続けて青木選手の戦績を称えた一方で、この一戦の行方は「青木選手は、けっこうきびしいのかな」と、その理由を「相性的にはたぶん悪い。寝技に持っていければ、青木選手にチャンスはあるのかな?と思うけど、ノースカット選手はフィジカルがあるから、それを持っていけるかどうか」と分析し、「スタンドの攻防で、ノースカット選手のふり回す系の打撃をどうやって避けるかがキーポイントとなる」と注目した。

さらに、青木選手の今後の動向について、堀口選手は「ABEMAで番組を持って、若手をしごくんじゃないですか?(笑) それを自分が見にいけるなら、興行をどうやって打ってるんだろう?と勉強したい」と2023年、“本物志向”をテーマに新団体「TOP BRIGHTS」を立ち上げた堀口選手ならではの着眼点で語った。

加えて、インタビューの終盤に堀口選手は、「ONE 165」に出場するすべての日本人選手へメッセージ、「海外に出ると、日本人選手は負けてばかりなので、『日本人も強いんだぞ』っていうのを見せてほしい。勝って帰ってきてください!」とエールを送っていた。

堀口節炸裂!

「なんとかなるさ!」

武尊へのエール、青木へのあこがれを語った

インタビュー動画を公開した堀口恭司選手/(C)AbemaTV,Inc. (C)ONE Championship